
ふるさと食材で料理対決☆後編
この夏、弟が送ってくれた故郷・新潟食材のあれこれ。
その中に冷凍の養殖鰻の「蒲焼き」と「白焼き」がありました。
新潟で鰻を養殖しているとは知らなかったので、ちょっとびっくり。
鰻養殖の北限地は新潟県阿賀野市だそうで、この『あがの夢うなぎ』は五頭温泉郷で有名な阿賀野市の新特産品だと。
という訳で、この鰻を使い前編に続いて夫と料理対決。
(前編記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-1212.html )
K「じゃ、私は蒲焼き。あなたが白焼きの方ね」
夫「了解」
湯煎ではなく、日本酒をまぶしてアルミホイルで包んで温めた白焼きをどうするのかな?と思ったら、
雲丹を煎り酒で伸ばしたペーストを載せた…!
夫「アペタイザー的にどうぞ」
淡白な白焼きに濃厚雲丹ペースト、なかなか美味しい。
外食頻度が減り、自宅ご飯が増える中で今年はよく雲丹を食べてます。
前菜の白焼き鰻に続いて夫が作ったパスタは、雲丹のカッペリーニ。
おかひじきを混ぜるのは、先日食べた中華料理レストランMimosaの雲丹と葱油とフェンネルの根の和え麺にヒントを得て。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-1221.html )
南シェフのようにまんべんなく綺麗に麺に絡まなかったけど…。
そして迎え撃つ私は翌日に蒲焼きを使った一品。
K「うな丼です」
夫「は?それって湯煎してご飯に載せただけじゃん。料理って言うの!?」
K「蒲焼きはこれが一番でしょ〜。ちなみにこだわりポイントは、ここ最近イチ推しの新潟米“新之助”を使ってます!」
K「冷めても美味しい新之助、粒が大きい新之助。甘み・コク・弾力・粘りのバランスがパーフェクトなお米。イエイ♬」
夫「ふーーん」(米に関して関心は極めて薄い)
ま、でも確かに湯煎して載せただけじゃ勝負にならないのは一理あり。
と言う訳で、2度目は鰻パイを作ることに。
パイシートにサワークリームを塗って、
鰻を載せて焼くだけ。
仕上げに山椒を。
(これもとても簡単…)
夫「ちょっと待った〜!上にセミドライトマトとカッテージチーズも載せたら?」
K「鰻とトマト、合うかな?」
夫「合う!」
という訳でパスタに使おうと思っていたトマトを載せてみました。
結局コラボ料理的に完成…。
K「これじゃナオ(弟)にジャッジを頼むほどじゃないね」
夫「だな」
加熱されたトマトはとても甘くジューシーで鰻の蒲焼きがマイルドになりました。
ちなみにこの『あがの夢うなぎ』は「瓦テラス」というレストランで販売、食べることができるそうなので帰省の際に行ってみたいと思っています。
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パリの1枚。
夕暮れ前、どんどん日が短くなると個人的には淋しくも感じる秋。
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