裏の裏メニュー？！シメはオムライスで

大好きビストロ『Le Bouton』（ル ブトン）で夏メニュー＆自然派ワインを美味しくいただいてきました。

（関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-1637.html ）

パリに行けなくなって幾年…な気分。

でもこちらのお店のお陰でビストロ飯の恋しさをおもいきり埋めていただいる！そんな感じ。

例えば、boudin noir（ブーダン・ノワール）。

豚の血と脂によるブラッドソーセージで、フランスの人気定番シャルキュトリのひとつ。

何度もフランスでは食べているのですが、お店によっては下処理の違いか？ちょっと香りやテクスチャーがキツかったりで食べきれなかったことも。。

それらと比較すると、このブーダン・ノワールは皮薄めでパリッと臭みなどなく、食べやすく、それを舌に一瞬たりとも引っかからないトロトロクリーミーなポテトピューレといただくと絶妙ハーモニー。

しかも自家製林檎ジャムがまた合う！

と、順番が前後してしまいましたが、この日のスタートは天草産・真鯛の塩タタキからでした。

フルーツトマトとウイキョウのサラダでさっぱり。

スペイン産イベリコ豚のタンコンフィには自家製の粒マスタードを添えて。

杉山シェフ曰く、「この料理、全然映えないですけどね〜」と。

ホワホワの鰹節のような、そんなふんわり感で御目見えしたのは、「サマートリュフのふわとろオムレツ」。

トリュフと卵はやはり相思相愛な相性です♡

メニューに復活☆

シルキーな赤ワインソースでいただくゴボウが効いた江戸前穴子パイ。

美味し過ぎて黙食…。

黒板に「限定１羽」の文字。

しかもそれは大好きなcaille（カイユ＝ウズラ）と知った瞬間、夫と私は相談することもなく、ほぼ同時な早押しクイズ状態で「はい、カイユ！」「カイユ、いきます！」と即答。

周りのお客さんたちも食べたかったかもしれませんが、ここはクイズ東大王チックに早押し勝利ということでご容赦いただきたい。。

そんなフランス産カイユは、ポルトのソースで。

ファルシーな仕立てで、中には黒米。

さてシメは？

以前から気になっていた、裏の裏のメニュー（表？！）と聞く「オムライス」をお願いしました。

黒板メニューにない裏メニューは、通常ラーメン、カレー、ナポリタン。

裏裏メニューなオムライスは、なとなく通い慣れた常連さんでないとオーダーできない感を感じていたので、ちょっと前から杉山シェフに「いいですよ〜」と言われてはいたものの、まだまだ新参者としてはちょっと遠慮する気持ちがありました。

そして今回ついにオーダーo(^▽^)o

卵はトロトロ系ではなく、ややしっかりめの昔懐かし風。

中のチキンライスの美味しさはもちろんですが、自家製ケチャップのフレッシュなトマト感、酸味と甘味が素晴らしい。

何にかけても美味しくなりそうな魔法のケチャップ！？　

こちらのレストランでは、こういった自家製調味料がまた抜群に美味しい。

ケチャップはじめジャムや粒マスタードなど、ちょこっとした部分に丁寧に作られて味わい深さを感じて幸せな気持ちになります。

デセールは、イチゴソルベ。

練乳の甘さが霞むほどの濃厚イチゴ味。

ババ好きの夫がその美味しさに悶絶していた「ババ・オ・ラム」。

パリで食べた記憶に残るババの思い出が蘇った様子で、うっとり遠いに目に♡（単にワインの酔いが回っただけ？）

最後にほっこり美味しい烏龍茶をいただきさっぱり。

今回もフランス恋しい〜、ビストロ恋し〜な気持ち＆胃袋をしっかり埋めていただきました。

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ヴァカンスの1枚。

スイスから届きました。

コロナもあってここ数年は、こんな風に旅先から絵葉書をもらうこともなかっただけに嬉しさひとしお☆

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