
艋舺清水巖☆心静かに心静かにお参り
☆台湾バカンスブログ☆
あちこち訪れた寺廟の中で、一番空いていたのが『艋舺清水巖』。
たまたまのタイミングだったのかもしれませんが、私達が訪れたこの日、この時間は誰もおらず貸切状態。
こんなに立派、雰囲気もあるのに誰もいないなんて!穴場スポットなの?!と、驚きましたが、お陰でゆっくりと贅沢に巡り、お参りすることができました。
「艋舺清水巖」は「艋舺龍山寺」「大龍峒保安宮」と並ぶ「台北三大廟宇」。
また、「三峡祖師廟」、「淡水祖師廟」とともに「台北三大祖師廟」とも呼ばれていると。
そんな三大にカウントされている歴史があり、由緒正しき寺院なのに人が少ないことが意外で。
主神は清水祖師。
他にも媽祖、関羽など様々な神が祀られています。
文昌帝君が祀られた文昌殿。
学問の神様、文昌帝君もすっかりお馴染み。
(関連記事→https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-1867.html)
何人か神様を知ると寺廟巡りは、いっそう楽しく興味深くなりますね。
台北で度々目にする、耳にする「清水祖師」。
多くの人から信仰され、台湾全土に数百以上もの清水巖廟が祀られています。
清水祖師は、福建省安渓の守護神で、生涯については色々な説があるそうです。
そのひとつとして、本名を陳昭応といい、北宋時代の福建省永春県の出身で、幼い頃に出家し、修行を積んだ僧侶。
清水祖師は、特に洪水や旱魃といった自然災害を鎮める能力を持つと信じられており、治病や除疫などの力もあると。
彼の伝説や奇跡に関して多くの逸話があり、その中には病気を治すための治療や、天災から人々を救ったといった物語があります。
言い伝えによると天変地異の起こる時には、祖師の鼻が自然と落ちて、信者に警告をし、災害が終わると元どおりになるとか?!
日本も自然災害の多い国ですし、これからの季節は大雨や台風による災害が起こりやすい季節。
どうか大きな災害が起こりませんように!!と強く祈願。
美しい浮き彫り。
柱や壁、天井、床、屋根などの装飾も鑑賞しながら静かなひと時を過ごしました。
帰り際も笑顔で見送ってくれたのは、こちらの管理スタッフと思しきご年配マダム。
訪れてすぐに「日本の方ですか?」と。
そして日本語で簡単に説明をしてくださり、親切にしていただきました。
ここに限らず、行く先々で親切、丁寧に接していただくことが多く、新日感を感じること何度もありました☆シェイシェイ
*****K子のつぶやき*****
大好きなパリのアラン・デュカスのビスケット専門店『Le Biscuit Alain Ducasse』(ル・ビスキュイ・アラン・デュカス)が、世界初進出の店舗として、この秋東京・日本橋(東京都中央区日本橋本町1-1-1)に上陸のニュース。
東京で買えるようになるとは嬉しい♬
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