
スイス、思い出の味☆
某月某日、スイス再び。
涼し〜っ☆
やっぱりスイスの空気は美味しいね!!と痛感したスイス・ベルン州のLauterbrunnen(ラウターブルンネン)村。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/lauterbrunnen.html )
氷河に削られてできたU字谷の底に位置し、その付近には72のもの滝がある滝の村。
スイスで最も美しいハイキングコースがあると言われているエリアです。
山歩き、ハイキングウォーキングが好きな私にはここは大変好きな村になりました。
ここに暮らす人たちはどんな風に暮らしているのかな?と妄想も広がる民家。
ランチで訪れたのは、村のメインストリートに面した『BASE Cafe』。
カフェと言ってもここは、レストラン、バー、共用キッチンのあるアパートメントな宿泊ホテル。
冬はスキーヤーが集う施設だそう。
現役?スキー部員ケーコもいつかスイスの山を攻めてみたいとは思うのですが、ドイツ人の友人曰く「山は素晴らしいけど、とにかく物価が高いのよっ!」と。
ユーロベースで見てもそうなのだから日本円換算したら...。
『BASE Cafe』ではチーズフォンデュやラクレットなどオーセンティックなスイス料理がいただけます。
それにしても空気の美味しいスイスで飲むビールは格別だ!とMちゃんとグビグビ飲みました。
スイスを訪れるようになってから、すっかり大好物になったのが、以前も書きましたが、白いソーセージ「Weißwurst」(ヴァイスヴルスト)。
元祖はドイツ・バイエルン州ですが、スイスでもメジャー、よく食べられています。
パリに戻った後も白ソーセージを求めてパトロールが習慣に。
が、しかし、グルメなパリの惣菜店では素朴なソーセージより凝った魚介のパイ包みやフォアグラ入りブリオッシュなどがキラキラと目立つけれど...♡
パリ7区のrue Cler(クレール通り)のイタリア総菜店の『DAVOLI』(ダヴォリ)で買ったのは、こちら。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/davoli.html)
Weißwurst(ヴァイスヴルスト)風に焼いてみたけれど、でもこれは、boudin blanc(ブーダン・ブラン)。
同じくrue Cler(クレール通り)のお惣菜店『Jeusselin』(ジュスラン)。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/carre-dagneaucurry-dagneau.html )
ここに白ソーセージは、いくつかあったもののいずれもboudin blanc(ブーダン・ブラン)。
ざっくりと両者の違いは、
材料: Weißwurstは仔牛肉と豚肉、boudin blancは鶏肉や豚肉に加え、ミルクやパン粉、トリュフなどが使われます。
製法: 両方とも細かく挽かれ、茹でられるが、Weißwurstはパセリやレモンなどのハーブとスパイスが特徴的。
食べ方: Weißwurstは伝統的に朝食や昼食に、甘いマスタードとプレッツェルと共に提供され、boudin blancは様々な料理に利用され、クリームソースやフルーツと一緒に提供されることも多く、前菜やメインディッシュに。
なかなかパトロールエリアでは、Weißwurstには出会えないでおります。
と思っていたら、ちょっと前に東京のご近所スーパーで発見☆
こんなところに普通に売っていたとは!な驚きと感激。
とはいえ、スーパーで手軽に買えるものなので、スイスのレストランで食べたものとは別物ですが。
そう言えばスイスをきっかけにパリ&東京の自宅でRösti(レシュティ)も頻繁に作るようになりました。
ジャガイモの細切りをフライパンで炒めた簡単料理。
「チューリッヒ風」「ベルン風」など地方によって作り方も味も異なると聞くので、その辺はまた研究したいところ。
閑話休題。
ボイルした後にフライパンで焼いたらグーテン アペティート。
ストッキングのような皮を切ってめくって中身をいただく。
ディジョンマスタードを添え、スイス思い出の味を東京で。
*****K子のつぶやき*****
宮沢りえさん、ウエンツ瑛士さんらが出演する『オーランド』を観劇@パルコ劇場。
20世紀の最も有名な女流作家のひとりヴァージニア・ウルフの代表作『ORLANDO』。
ある日突然青年貴族から女性へ変貌し、16世紀~20世紀を超えて生き続け、30代から年をとらないオーランド。
そんな彼女(彼?)から見た当時の英国社会には現代にも通じる風刺がいっぱいでした。
時代越える物語、お芝居には毎度考えさせられることが多い。
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