ムートンでムートン☆
パリの1枚☆
一瞬誰もいなかったPalais-Royal(パレ・ロワイヤル)の回廊。
庭園を眺めながら回廊をぐるっと一周。
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ある暑い日のパリの週末@自宅キッチンで。
夫「クククっ!今日はムートンでムートン♬」
K「・・・。」
夫はいつからこんなオヤジギャクを楽しそうに話す人になったのか…。
暑いのに寒くなったよ…。
なぜ年を取るとオヤジギャグが出てしまうか?
そういう私も20、30代頃には全く思いつきもしなかったダジャレが最近はどんどん頭に浮かぶ。浮かぶとつい人に話したくなる。つまり立派に私もオヤジなのか…と思いながら撮ったらブレました。(↑)
夫が会心の出来だと思ったオヤジギャグ、ではなく、この日の料理はお得意料理「仔羊肉の赤ワイン煮込み、バジルソースがけ」。
「仔羊肉」なので正しくは、ムートン(mouton 大人羊)ではなく、アニョー(agneau 仔羊)ですが。
それに合わせたのがボルドーの“ムートンワイン”、“Château mouton rothschild”(シャトー・ムートン・ロスチャイルド)のセカンドMOUTON CADET ROUGE CLASSIQUE(ムートン・カデ・ルージュ・クラシック)。
比較的リーズナブルな価格でありながら、さすがロスチャイルド!なコスパの高いワイン。
果実味豊かで、鴨・羊・豚など肉料理との相性抜群。
また和食ならウナギの蒲焼きと一緒にいただくのも良し☆
ベリー系デザートとの相性も良く、食事の最後まで楽しめるワインなのでデイリーワインとして常備している赤ワインです。
と言うわけで、この日はマルシェのパティスリーで苺のタルトレットも調達。
ところでこのブログ上では何度も述べてますが、パリでは肉料理中心生活。
そこで一番多く食するのが「仔羊」と「仔牛」。(以前は鶏や鴨などの家禽類)
思わず見入ってしまったのは、仔牛のロニョン(Rognon de veau ロニョン・ドゥ・ヴォー)、腎臓です。
調理前のこんな風にギュギュッと固まった葡萄のような状態で見たのは初めて。
(アミアンでロニョン→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-768.html)
(オ・ビストロでロニョン→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/1au-bistro.html)
(レ・カナイユでロニョン→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/les-canailles.html)
お店によってかなり当たり外れにあるメニューだと個人的には思うので、自宅料理としてはなかなか手が出せない食材です。
さて、ムートンでムートンな夜のつけ合わせは冷蔵庫に余っていた野菜色々にチーズを乗せてオーブン焼きにしただけのものを。
羊肉(仔牛も…)が恋しい今日この頃です。
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