Sébastien Gaudardのヴィエノワズリー☆
ちょっとはショートカットになるかな…と雨のチュイルリー公園を歩く。
この時期、園内にメリーゴーランドが設置されているとは今まで気がつきませんでした。
雨なので誰もいなかったけれど、優しく明かりが灯っていました。
公園を抜けて目指したのは、またまたあのパティスリー“Sébastien Gaudard”(セバスチャン・ゴダール)。
間違ってモノクロで撮ってしまったけれど、これはこれで良いかも?!
今後は時々はパリの街をモノクロで撮ってみよう…♫
モンブラン、エクレア、ミルフイユ、ババ、そして各種マカロン。
綺麗に並べられたケーキはもちろん気になります。
左端のグリオット(チェリー)の載ったのケーキ“montmorency”(モンモランシー)は、アーモンドとピスタチオにシェリーが効いた好きなケーキの一つ。
「モンモランシー」と言えば、ルネサンス時代のシャンティイの城主、貴族のAnne de Montmorency(アンヌ・ド・モンモランシー)のことね!と思ってました。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-347.html )
が、“montmorency”(モンモランシー)は地名にもあり、その土地の名産がモンモランシー種と呼ばれるチェリー。そのチェリーを使ったケーキをモンモランシーと呼ぶのだそう。フランス菓子の名前の由来や歴史はまだまだ知らないものがたくさん!
それから真ん中のホールタイプと一人用サイズの白いケーキが、このお店のスペシャリテの“mussipontain”(ミュシポンタン)。
これはゴダールさんの出身のロレーヌ地方の銘菓で、パティシエだったお父さんのレシピなのだそう。
ベースはメレンゲで、その上にバニラクリーム、周りにキャラメリゼされたアーモンドというシンプルなケーキ。
でも今回の目的はケーキではなく、ヴィエノワズリーだったのです。。
先日のル・ムーリス(ホテル)以来、私の中では数年ぶりにクグロフブームの再来。
朝食にクグロフとショコラ・ショーをまたまたマリー・アントワネット気分でいただく!?
でも目の前にいるのがフェルセンじゃないのががっかりだ…。
現実は納豆ご飯をなんとも幸せそうに食べる夫。(納豆臭うなー)
ほんのりオレンジピールが効いていて、私にはとても軽く感じられペロリ。
もう一つは、ショソン・オ・ポム。
目の前にあるとどうしても無視できないヴィエノワズリーです。
美味しいパイ生地を頬張って蘇ったのは、3年前のガレット・デ・ロワの記憶に残る美味しさ。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/sebastien-gaudard7.html )
比較的大きめサイズでしたが、これまたパイ生地はサクサクに軽く、中の林檎のコンポートは甘さ控えめだったので、飽きずに最後まで美味しくいただきました。
☆Belle et Bonne Blogも絶賛更新中☆
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