朝から美食遺産 47 パンが主役じゃなくなる朝。極上バターで始める、プレミアムな朝時間。
"パンのためのバター"ではなく、"バターのためのパン"が欲しくなる。
新鮮な生乳と沖縄の塩で作られた、バターファクトリーの「プレミアム極上有塩バター」は、朝をちょっと特別にする魔法のひとさじ。
フィガロジャポン2021年7月号から始まった連載「朝から美食遺産」。フリーエディターの小長谷奈都子が、朝食のおかずに最適な逸品を、日本各地からご紹介。
今月の主役は、焼きたてトーストに合わせたい至福のバター。
バターファクトリーのプレミアム極上有塩バター

バターファクトリーは遺伝子組み換えでない飼料や有機栽培の牧草だけで育てた牛の、飲用の生乳でバターやチーズを作る工房。バターは生乳が新鮮なうちに作業をし、3日以内に出来たてを届けている。店長おすすめの有塩バターが届いてすぐトーストで試してみたら、ミルクの爽やかな甘味とコクが口中に広がり、まろやかな塩味が追いかける。なんとも幸せな味わいだ。塩は沖縄の美ら海育ちを使っているとのこと。普段は無塩派だが、この絶妙な塩加減はクセになりそう。バターを味わうためにパンを食べたくなる逸品だ。イチゴジャムやあんことも合わせてみたい。
*「フィガロジャポン」2025年5月号より抜粋

小長谷奈都子
フィガロジャポン編集部を経て、結婚を機に2012年より京都暮らしをスタート。フリーランス編集者。やんちゃな3人兄妹の母として子育てに奔走中。
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