フィガロジャポン2021年7月号から始まった連載「朝から美食遺産」。フリーエディターの小長谷奈都子が、朝食のおかずに最適な逸品を、日本各地からご紹介。
添加物なし、保存料なし。旨みと酸味が凝縮された"4度漬け"のキムチ。山口・岩国の老舗漬物店「うまもん」が手がける逸品は、朝の目覚めにちょうどいい辛さと発酵の深みがクセになる!
うまもんの四度漬キムチ

子どもたちがキムチを食べるようになって、添加物や化学調味料ができるだけ入っていないものを探して見つけたのがこれ。うまもんは山口県岩国市で昔ながらの製法で手間暇かけた漬物造りをしている漬物専門店。人気商品の三度漬白菜に生ニンニクと韓国産唐辛子、玉ネギパウダーを塗って4度目の漬け込みをしたのがこの四度漬キムチだ。
魚介類エキス等の調味液、着色料、保存料が不使用で、乳酸発酵の旨味や酸味を感じる自然な味わい。ほどよい辛さが朝の目覚めにちょうどいい。一緒に取り寄せた大根キムチは甘酢白たくあんのキムチ漬けで、こちらもオススメ。
*「フィガロジャポン」2025年6月号より抜粋

小長谷奈都子
フィガロジャポン編集部を経て、結婚を機に2012年より京都暮らしをスタート。フリーランス編集者。やんちゃな3人兄妹の母として子育てに奔走中。
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