イチゴと練乳ミルクゼリーのさっぱりデザート。
ホームパーティレシピ 2023.02.10
イチゴジャムを作るとき、イチゴと砂糖をボウルに合わせて放置しておきます。1時間ほど経つと、イチゴの水分が徐々に溶け出し、ハッとするほど鮮やかな赤色のシロップができてきます。
イチゴシロップの美しい赤が映えるレシピを作ってみたく、練乳ミルクゼリーと重ねてみました。
砂糖と合わせておいたイチゴは、生のイチゴとは異なり、甘さが加わった分デザート感がプラスされつつ、イチゴの優しい酸味も味わえます。練乳ミルクゼリーは、ギリギリ固まる程度のプルプルとした食感に仕上げました。生クリームを使っていないので、さっぱりとした味わいです。
お好みでバルサミコ酢を小さじ1ほどかけると、イチゴのおいしさが引き立つ上、バルサミコ酢の深みが加わります。
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★真っ赤なイチゴシロップ・プルプル練乳ミルクゼリー★
【材料】2-4人分
粉ゼラチン 5g
水 30g
牛乳 400g
練乳 45g
A
イチゴ(やや小さめのもの) 50g
白砂糖 50g
塩 ひとつまみ
【作り方】
1. ゼリーを作る:粉ゼラチンと水を合わせておく。牛乳と練乳を鍋に合わせ、中火にかける(沸騰させないこと)。温まったら火をとめる。ゼラチンを加え、溶け残りがないようにゴムベラでしっかり混ぜていく。粗熱がとれたらタッパーに流し入れる。蓋をして冷蔵庫で冷やし固める(2〜3時間)。
2. イチゴシロップを作る:イチゴのヘタを取り除いてから、縦半分に切って器に入れる。イチゴにAの白砂糖と塩を加え混ぜ合わせる。ラップなどでフタをして冷蔵庫に入れておく(1時間以上)。
3. 盛りつける:1のゼリーを透明のうつわに盛りつけ、2のイチゴとシロップを重ねて完成。
【ポイント】
・粉ゼラチンは、最初に水と合わせておくとしっかり溶けやすくなります。
・イチゴシロップは、長い時間浸けるほど、イチゴの酸味が抜けていきます。
Nao Aoumi
パーティ料理研究家
フランス独立記念日と同じ7月14日生まれ。「きっとフランスに縁があるのよ」と両親にいわれ続け、大学では仏語を専攻。フランス留学、仏系証券会社勤務、南仏でのレストラン研修‥と、フランスと関わる人生を歩む。2019よりボルドーを拠点に活動。各メディアにレシピを提供する傍ら、マルシェやワイナリー巡りなど、食の探求を欠かさない。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル資格取得。
BRUNCH : https://naoaoumi.wixsite.com/website-5