たっぷりイチゴを使った、フランスの定番「シャルロット ケーキ」
ホームパーティレシピ 2025.02.14
フランス人のお宅にお邪魔すると、手作りのシャルロットを振る舞っていただくことがよくあります。
「シャルロット」とは、外側をビスケットで囲み、内側にフルーツムースやチョコレートムースを流し込んで冷やし固めた、フランスの定番デザートです。
今回は、旬のイチゴをふんだんに使ったシャルロットを作ってみました。イチゴの自然な甘さとフレッシュさが引き立つだけでなく、たっぷり使うことで、しっかりとしたピンク色に仕上がり、まるで春の花が芽吹いたような鮮やかな色合いです。
仕上げにリボンを巻き付けることで、可愛らしさが一層引き立ちます。手作りならではの贅沢を、ぜひ楽しんでいただけたらうれしいです。
---fadeinpager---
★イチゴのシャルロット★
【材料】
*直径18cm高さ9cmの円形のケーキ型(底が抜けるタイプ)を使用
フィンガービスケット(ティラミスで使うようなビスケット) 150g
イチゴ 250g(ムース用)+200g(飾り用)
砂糖 80g
動物性生クリーム(乳脂肪分40%) 200ml
板ゼラチン 8g
レモン汁 大さじ1
水(ビスケットを浸す用) 適量
*リボン(飾り用)
【作り方】
1. 板ゼラチンをたっぷりの水でふやかしておく。フィンガービスケットを型の高さに合わせて包丁で切っておく。
2. フィンガービスケットの型に触れる面を水にさっと浸し、型の周りに立てて並べる(カットした断面を下にする)。型の底にもビスケットを敷き詰める。
3. イチゴ250gを一口大にカットする(200gは飾り用としてそのまま残す)。カットしたイチゴ、砂糖、レモン汁を容器に入れ、ハンドミキサーで撹拌する。
4. 1でふやかした板ゼラチンを軽く絞り大さじ2の水と合わせ、電子レンジで15秒加熱する。スプーンでしっかり溶かしたら、3に加え、全体的によく混ぜる。
5. 冷やした生クリームを泡立て器でしっかりホイップしていく。4に加えホイップを潰さないよう切るように混ぜ合わせる。
6. フィンガービスケットを敷き詰めた2の型に5を流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める(4時間〜)。
7. しっかりと固まったシャルロットを型から外す。イチゴを半分に切り、表面に飾る。最後にリボンを巻き付けて完成。
【ポイント】
・型から綺麗に取り出すため、型にラップをひくのもおすすめです。

Nao Aoumi
パーティ料理研究家
フランス独立記念日と同じ7月14日生まれ。「きっとフランスに縁があるのよ」と両親にいわれ続け、大学では仏語を専攻。フランス留学、仏系証券会社勤務、南仏でのレストラン研修‥と、フランスと関わる人生を歩む。2019よりボルドーを拠点に活動。各メディアにレシピを提供する傍ら、マルシェやワイナリー巡りなど、食の探求を欠かさない。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル資格取得。
BRUNCH : https://naoaoumi.wixsite.com/website-5