凛とした、モダンなガラスカップに釘付け。

フィガロジャポン7月号「美しい和の暮らし方。」の中で、うつわの企画を担当したのですが、その撮影時にこんなにクールでモダンなガラスのうつわがあるのか......! とときめいてしまったガラス作家、饗庭三七子さんの作品。撮影以来、どれを買おうかとオンラインで狙ってはいたのですが、一点ものの作品なのでやはり実物を見てから買いたいなと、ポチれずにいました。

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愛知県を拠点に活動されているガラス作家の饗庭三七子さん。マウスブロー(手吹きガラス)で色が練り込まれたという美しいマーブル模様にうっとり。

が、先日東京ミッドタウン日比谷で個展が開催されると聞いて、さっそく訪問。代表的なモノクロシリーズのほかに、ブルーやイエローなどのビビッドカラーのもの、ガラスにドローイングしたもの、プラチナ彩を施したエッジの効いた作品もあり、かなりかなり迷った挙句、こちらのカップを購入しました。

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揺らぎのある形に、ぽってりとした厚み、程よく重みもあり、手になじみやすい。

つるっと、ではなく、さらっとした手触りのマットなカップ。ガラスなのに不思議な質感です。漂う煙のような、水に落ちてゆく墨のような、柔らかく神秘的な模様で、光にかざすと仄かに透き通る。一見ガラスとは思えない儚いニュアンスがたまらなく愛おしいのです。お茶やお水などを入れてグラス使いするのはもちろん、口が広いので意外と蕎麦猪口なんかにもなりそう。

気が早いですが、次回はモノクロかイエローのお皿が欲しい! 私のうつわハントはまだまだ続きそうです。
ちなみに個展は8月24日まで。気になる方はぜひチェックしてみてください。

フィガロジャポンのエディター。怪談系YouTubeを聞き流すのにハマっていて、怖さに鈍感になってきた今日この頃。好きな食べ物はじゃがいもと餃子とアイス。コーヒーよりも断然お茶派! 最近の目標は、読書量を増やすこととちゃんと健康に生きること。

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