ホワイトアスパラの季節。最近は国産のものが増えて、手頃な価格で手に入るようになりました。フランス産のアスパラにオランデーズソースという定番もいいのですが、繊細で風味の穏やかな国産のものは、ちょっと目先を変えて和風のアレンジにしてみることに。

ホワイトアスパラを茹でる時には皮や切り落とした根元と一緒に茹でるのがお決まり。風味よく茹で上がりますし、その茹で汁もおいしい。その茹で汁に鰹節を加えておひたしの出汁にしてみました。アスパラの味わいと鰹節がかけ合わさって、上品な風味。

ワインはアスパラにも和食にも相性抜群のグリューナーフェルトリーナに決まり!です。


ホワイトアスパラのおひたし

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【材料】(2人分)
ホワイトアスパラガス 1束
鰹節 ひとつかみ
塩、醤油、みりん 適量

【作り方】
1. ホワイトアスパラガスは根元を切り落とし、穂先の下から皮をむく。

2. フライパンに1の根元、皮、水、塩少々を入れて煮立てる。

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3. ホワイトアスパラガスを入れて茹でる。太さによるが、包丁の先がすっと通るくらいまで、5〜8分が目安。

4. アスパラガスを取り出し、半量になるくらいまで煮詰め、鰹節を加えてひと煮立ちさせ、火を止めて1〜2分置く。

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5. ざるにキッチンペーパーを敷き、4を漉す。塩、醤油、みりんで味をととのえ、3のアスパラを入れて冷たく冷やす。さらに鰹節をかけたり、パルミジャーノチーズを散らしても。

●この茹で汁を塩で味をととのえるだけでも極上のスープになります。アスパラ出汁と鰹出汁で旨味の相乗効果が。

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オーストリアのグリューナーフェルトリーナ。今日もクミンはワインに興味津々。

【こちらのレシピはいかが?】

フランス料理とワインを愛する料理家。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。2015年にフランス農事功労章を叙勲。著書に『ma cuisine おいしさの引き出し方』などがある。instagramは@8yukiko76hirano  料理教室cuisine et vin主宰。http://www.yukikohirano.com
愛猫クミンの様子は別のInstagramから@cumin_chatnoir

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