Things to Do! 2020 東京から2時間半のヨーロッパ、ウラジオストクへ。

Travel 2020.04.05

JALとANAの成田直行便が就航することで、身近な旅先となる極東ロシアの小さな町。新たな週末旅の行先として注目されている。

※2020年4月5日現在、ロシア政府による入国制限のため渡航不可。制限が解けるまで、記事上の旅をお楽しみください。


2月28日から成田~ウラジオストク間のJAL直行便が就航、さらに3月16日よりANAの直行便も運航開始。東京から片道2時間半ほどで行けるロシアとして、注目を集めるウラジオストク。日本海に面したこの港町は、温暖な風土で新鮮な海の幸と食材に恵まれ、ロシア国内でも美食の町として知られている。町の玄関口、シベリア鉄道の東の終着駅であるウラジオストク駅は、17世紀のロシアの建築様式を踏襲した優美な佇まいだ。町のメインストリート、通称“噴水通り”にはカフェが軒を連ね、若者たちで賑わっている。ロシア国立マリインスキー劇場では、1年を通じてオペラやバレエの公演が行われており、観光客でも気軽に観劇を楽しめる。毎週末開催される中央広場とキタイスキー市場のマーケットには、地元の食材から雑貨までカラフルな日用品が並び、この国の人々の暮らしを想像しながら散策するだけで楽しめる。

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中央市場の週末マーケットのパン屋。食べ歩きもできる。

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古い路面電車がいたるところに。

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昔ながらの住宅が残っている。

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1909年創業のウラジオストク最古のベルサイユ・ホテルのフロント。シングルルームで¥7731〜

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ポクロフスキー教会のミサの様子。

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肉やスパイスを包んだ水餃子のようなシベリア料理ダンプリング。陶器の壺は発酵させたライ麦パンとディルのスープ。

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米を混ぜたミートボール、ヨージキはロシアの代表的なメニュー。レンズ豆とサワークリームをたっぷりのせて食べる。おかず1品500円ほど。

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Things to Do! 2020
世界はしてみたいコトであふれている。

いよいよ2020年。新しい年にやってみたいこと、目を向けてみたいことがたくさんある。トレンドがガラリと変わるファッションとメイク、新しい旅先やおいしいレストランの発掘、部屋の模様替え、これから出合う本や映画……2020年という年を楽しみながら、好奇心のままに、まだ見ぬ世界への冒険へと繰り出そう。

 

『フィガロジャポン』2020年3月号より抜粋
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