フィガロジャポン×ITRIM Presents 五感で自然と向き合う旅へ 「強羅花壇で過ごすプレミアムな1泊2日」に参加して。
Beauty 2019.07.30
フィガロジャポンは2020年3月に30周年を迎える。そのアニバーサリー企画のひとつとして、6月30日に、自然に囲まれた宿、強羅花壇で、プレミアムオーガニックのスキンケアブランド、ITRIM(イトリン)を全身で感じられるイベントを開催した。
応募当選者5組10名の読者に加えて、ボーテスターのひとり、青柳文子も参加。彼女の視点でその体験記をお届けする。
自然に囲まれた強羅花壇に入り、会場に行くまでに、雨の音や木々の匂い、揺れる葉の動きを感じながら、すでに何かが整えられていくのがわかります。
フィガロジャポン5月号「ボーテスターが実践、ヘルシー&ビューティライフ」の中で、板谷由夏さんが対談された九州大学農学研究院 准教授の清水邦義先生(左から2番目)と、その原稿を執筆した松本千登世さん(右)と、改めて植物が私たちにくれるものについてのお話。そして、ITRIMの配合成分である生薬については、京都薬科大学の名誉教授 吉川雅之先生(右から2番目)がお話された。
スキンケアの成分に使われている、夕張メロンや茂木のビワ、紅さやかのさくらんぼと、ビワ茶のもてなし。
各テーブルに置かれた、ITRIMのフェイスケア。奥左から時計回りに、エレメンタリー ポイントメイクアップ リムーバー 75ml ¥8,240、同 フェイスクレンジングクリーム 110g ¥12,960、同 スキンローション 125ml ¥19,440、同 スキンエマルジョン 75ml ¥21,600、同 スキンクリーム 35g ¥41,040、同 フェイスソープ 80g ¥10,800/以上ITRIM
五感で感じるスキンケアのお話を聞きながら、ふと手にとって香りを嗅いだITRIM。なんだか遠い記憶を呼び起こされたかのような感覚になり、目頭が熱くなった瞬間がありました。コスメを通してこんな感覚は初めてで、これから使うITRIM、期待は高まるばかりです。
対談後は、ITRIMのブランド説明を受け、メイクを落とすところからスキンケアの正しい使い方のレクチャーが始まった。
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アイメイクは片手で目頭を押さえてまぶたがよれないようにやさしくオフ。ポイントメイクアップ リムーバーは、朝むくんだ目元もすっきりする効果が。
コットンを2枚使って化粧水や乳液を塗布する。最後はこめかみに向かって、老廃物を流すように。
化粧水、乳液、クリームは、つけた最後に両手で顔全体を包み込んでなじませる。
ひとつひとつのプロセスを大事にしながら進んでいくタッチ&トライ。顔の筋肉に沿わせた動きや、エイジングを加速させないヒントの数々に目から鱗。日々ルーティーンの中で、時短優先で終わらせるスキンケアを反省しつつ、細胞をまるごと愛していくかのようなスキンケアで、化粧品の効果が高まることもそうですが、なにより自分の気持ちがどんどん整えられていくことに気付きます。それにしても、本当に良い香りです。
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全員つるつるぴかぴかの肌になって、約2時間のワークショップが終了。それぞれお部屋へ。
緑に囲まれた静かな和室。
夕食もお部屋で夏らしい献立をいただく。(写真:青柳文子)
涼しげな美しい美しい八寸。(写真:青柳文子)
お部屋に戻ってからは、プールへ行ったり、とても丁寧に作られた夕食をいただき、子どもを寝かしつけ、ひとりゆっくりと温泉へ。
ITRIMを全身で体感できるよう、大浴場にボディソープとシャンプー&ヘアコンディショナーが。
脱衣所にはフェイスケア一式とボディエマルジョンが自由に使えるように。
お湯との相性もあるのか、ITRIMのボディソープで洗った身体がつるつると、そしてキュッと引き締まっているのを実感。翌朝には、エステ後かと思うような肌に驚きました。さすが、エビデンス重視のスキンケア。
目覚めたら、夜のうちに女湯と男湯が入れ替わった温泉に再び浸かり、心から満たされ、強羅花壇を後にしました。
トラベルキットと、ボディソープ&エマルジョン、スキャルプ&ヘアクレンザーがお土産。
五感すべてを研ぎ澄ませ、それでいて自分を心地良くしてあげることは、日々忙し過ぎる私たちにとって、とても難しく貴重なことのように思えますが、本来、人はそうあっていいし、その方が自然なのだと、この体験が教えてくれたような気がします。すでに大人の自由を手にしているはずの私は、誰に遠慮することなく、最大限に自分を労ってあげることこそが、自分への誠意でもあるように思いました。いと美しく、凛とあれるように――。
photos:TOMOKO MEGURO