さや姉の美容お悩み相談室。Episode.0

Beauty 2024.05.08

美容担当歴25年以上のフィガロ編集部エディター、加藤さやかが、読者からの美と健康の悩みに答える新連載「さや姉の美容お悩み相談室」がスタート。基本は辛口、けれど長年のキャリアに裏打ちされた回答からは毎日を豊かに美しく過ごすヒントが見つかるはず。vol.1を迎える前に、まずは加藤さやかの自己紹介と相談室の扉を開くあなたに向けての心得を伝授。

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Profile
加藤さやか

フィガロジャポン編集部 シニア・ビューティ&ライフスタイル・エディター
1998年よりフィガロ編集部。国内外の化粧品や香水が身近にある環境で育ち、小学生で口紅、香水、巻き髪デビュー。すくすくとコスメオタクに育ち、美容編集者となる。スキンケアはシンプル(時々美容医療)、メイクはトレンド少々、ボディは触り心地、ヘアはボリューム、が私的美容テーマ。

Episode.0
さや姉の美容お悩み相談室、
開設のはじめに。

ある時、同僚に「肌が乾燥するんだけど、何かいいクリームない?」と聞かれました。もちろんいいクリームはいくつも知っています。好みのブランドやテクスチャー、香りなどを聞いてベストな1品を考えていたのですが、ふとクレンジングからスキンケアは何をどう使っているのか気になりました。すると、薄化粧なのにオイルクレンジングかつW洗顔をしていると言うではないですか! 落としすぎて乾燥しているこの子の場合、塗るものより落とすもの(落とし方)を変える必要があった、という結論。すぐさまクリームではなくミルククレンジングをすすめたのでした。以来「足すより引く」「やることよりやめること」が大事だと思い、質問者には美容習慣を厳しく追及するように。これが意外と的を射ているようで。身内の好評につき、質問に対する答えとは違うかも?だけど、本当に必要なもの(こと)は何か、を探る相談室、開設です。

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ご注意:
生活習慣で必ず聞くのは「毎日(シャワーではなく)入浴しているか?」。私、入浴習慣がないのに肌悩みを訴える人には基本的に回答しません。だって、入浴で肌の汚れは落ちるし、血行も良くなる......肌状態の悪さが続くはずないんです。なのでご相談は、毎日お風呂入ってみてから、でお願いします。あと、日焼け止め塗らないのにシミが気になるとか、メイク落とさず寝ちゃう人に肌荒れするとか良いファンデが知りたいとか相談されても回答しませんのであしからず。

Index 
さや姉の美容遍歴>>Episode.0 Episode.1
さや姉の美容お悩み相談室>>Vol.1 Vol.2

さや姉へのお悩み相談はこちらから。

illustration: Chiharu Nakamura

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