マイリップ、マイストーリー。 「ビュリー」オーナーが愛用する、ベリー色のリップ。

Beauty 2017.11.04

おしゃれなあの人は、リップとどんな出合いをして、いまどうつけているの? それぞれの物語に、自分も一本の運命リップと出合いたくなるはず。「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」オーナーのヴィクトワールが20年来愛用するのは、いくつもの楽しい夜を彩ってきてくれた、ラズベリー色のティントリップ。

Benefit
Benetint

ヴィクトワール・ドゥ・タイヤック
(「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」オーナー)

20年前、姉のマリーエレーヌがニュヨークで買って、プレゼントしてくれたのがこのベネティント。筆で簡単にのせられて、唇の質感は変わらないのに色だけが染まるから、もともとがラズベリー色の唇みたいに見える仕上がりで大好き。私にとって赤い唇は、夜出かけるときのアクセサリー。いくつもの楽しい夜がこのティントと関係している。だから、たとえ新しい口紅を買っても愛着がある。パリでもどこでも買えるようになったいまでも、私の目には特別なものに映ります。

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リキッド状で、筆で染めるような元祖ティントリップ。チークにも使える。33ユーロ(日本未発売)

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Victoire de Taillac

2013年、美容雑誌「Corpus」を創刊。翌年、夫のラムダン・トゥアミと1803年創業の美容薬局「ビュリー」を蘇らせた。2017年4月に代官山にもオープン。マレにパリ2号店も。

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*『フィガロジャポン』2017年10月号より抜粋

photos : JOHN CHAN

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