
熱中症対策に、カボチャとヨーグルトの冷製ポタージュレシピ。
全国的に猛暑が続いていますが、さらにあと2~3か月といったところ!?
冷たいものの摂りすぎは胃腸に負担がかかって胃バテから夏バテへの進行を早めてしまいますが、これだけ連日の暑さが続く中、熱中症予防のためにもまずは身体にこもった熱を冷まさなければ! というシーンも多いはず。今回はそんなシーンに向けたカボチャの冷たいポタージュを、ヨーグルトバージョンでご紹介したいと思います。ヨーグルトの酸味が心地よく、クセになる味わいです。
冷製ポタージュではあるものの、カボチャは本来温め食材で、消化機能を高める働きもあります。また疲れた身体に優しく元気を補うため、すでに夏バテ気味な人にもおすすめしたい食材です。ヨーグルトや牛乳は渇きを癒して身体を潤すためほてりにもよく、発酵食品であるヨーグルトを加熱しないレシピなので腸活としても◎。薬膳でもカボチャは便通をよくする食材とされていますが、加熱したカボチャは冷やすとレジスタントスターチが生成されるため、このスープ、ヨーグルトと組み合わせることで実は腸活スープとしてもとても優秀なのです。そしてバテないためには多少のカロリーも必要、ということでバターを少しだけ多めに使ったレシピに仕上げました。気になる人はバター10gにして塩を小さじ1にすればもう少しさらりとした感じ。バター15gだとリッチなテイストです。
テイストといえば、今の時期の国産カボチャはまだ水分が多くかなりあっさり。個人的にはこの時期はメキシコ産カボチャを使ったりもしますが、国産を使うならレシピの分量より少し多めに使っていただいてもよいかもしれません。お好みで加減してください。
写真ではパンを添えてみましたが、胃腸の声に耳を傾けつつ、ぜひ気を補うタンパク質もしっかり摂って。どうぞ夏バテや熱中症と無縁の夏をお過ごしください(そうありたいという私の願望!)。
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カボチャとヨーグルトの冷製ポタージュ
【材料】(2人分)
カボチャ 150g(小1/8個くらい)
タマネギ 1/2個(150g)
バター(加塩) 15g
水 200ml
<A>
プレーンヨーグルト 200ml
牛乳 100ml
塩 小さじ1弱
コショウ 少々
チャービル 適宜
水切りしたヨーグルト 適宜
粗挽き黒コショウ 適宜
【作り方】
1. カボチャは皮を除き、1cm厚さ程度の適当な大きさに切る。タマネギは薄切りする。プレーンヨーグルト大さじ3程度(分量外)はザルにペーパーを載せたうえに置いて水切りする。
2. 鍋にバターを入れて熱し、タマネギを加えてふたをし、時々混ぜながら弱火で7分ほど蒸し炒めする。
3. 2の鍋にカボチャと水を加えてふたをし、火を強める。沸騰したら中弱火で10分煮、具材がやわらかくなったら火からおろして氷水を当てながらブレンダーにかける。
4. 3.にAを加えて混ぜ、冷蔵庫で冷やす。器に注ぎ、チャービルと水切りしたヨーグルトを添え、粗挽き黒コショウをふる。
【ポイント】
・時間に余裕があれば3でブレンダーにかける際、粗熱が取れるまで待ってからかけ、4でしっかりと冷蔵庫で冷やせば氷水不要です。
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