ハリー王子夫妻、ダイアナ妃の追悼式参加を断念。娘の洗礼式は......?
Culture 2021.10.13
ハリー王子とメーガン夫人はダイアナ妃の追悼式典への参加を断念。リリベットの洗礼式もおそらくアメリカで行うことになりそうだ。
ワンワールドトレードセンターに訪れたハリー王子とメーガン夫人。(ニューヨーク、2021年9月23日) photo : Abaca
ハリー王子とメーガン夫人がすぐにイギリスに戻ってくることはなさそうだ。10月19日、ダイアナ妃の追悼式典が行われる。この式典は7月に行われたダイアナ妃像の除幕式と同時に行われる予定だったが、パンデミックの影響で延期されていた。ダイアナ妃の親族や友人のエルトン・ジョンなどが出席する一方で、ハリー王子は招待を辞退した、とハリー王子の広報担当者がエンターテインメント・トゥナイトに語った。
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夫妻の思いがけないスケジュール変更。
アメリカに逃れた夫妻の思いがけないスケジュール変更。2020年3月に渡米して以来、メーガン夫人は英国に足を踏み入れていないが、ハリー王子は母の銅像の除幕式のためにロンドンに戻り、兄のウィリアム王子とともに、笑顔で仲のいい姿を見せた。しかし兄弟の仲は、その後、ハリー王子が回顧録の出版を発表したことで悪化する。この本では、ハリー王子の「スポットライトを浴びた人生」、つまり王室での「失敗」と「学んだ教訓」が語られるという。
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洗礼式の中止
さらに、もうひとつ重要なイベントが英国で開催されないことが発表された。サセックス夫妻は、娘のリリベット・ダイアナにも、兄のアーチー同様、ウィンザーのセント・ジョージ礼拝堂で洗礼を受けさせることを希望していたというが、ウィリアム王子が強く反対したため、この案はかなわぬものとなった。
ハリー王子とメーガン夫人は、「リリベットを英国国教会での洗礼式には連れて行かず、おそらくカリフォルニアにある米国聖公会での式を選ぶだろう」と王室の情報筋が明かしている 。この場合、リリベットは英国国教会の「会員」とはみなされず、サセックス家と英国王室メンバーとの和解は再び危うくなる。エリザベス女王と11人目のひ孫との初めての面会には、まだまだ時間がかかりそうだ。
text: Alice Mascher(madme.lefigaro.fr)