カニエ・ウェストとジュリア・フォックス、バレンタインデーに破局していた......。

バレンタインデーは愛の日。でも、この日に終わる愛もある。女優のジュリア・フォックスとラッパーのカニエ・ウェストの交際はおおいにマスコミを賑わした末、２ヶ月半後のバレンタインデーにジュリアが破局を発表した。

パリのファッションウィーク中、ケンゾーの2022-2023年秋冬コレクションでのカニエ・ウェストとジュリア・フォックス。(2022年1月23日)photo: Getty Images

ふたりは新年の晩にマイアミで出会ったばかり。なのにもう終わってしまった。2月14日のバレンタインデーにジュリア・フォックスとカニエ・ウェストは別れた。米ピープル誌によれば女優のスポークスマンが声明で「ジュリアとカニエはいまでも良い友人で協力者だが、もうつきあっていはいない」と発表した。その後ジュリアはニュースサイト「TMZ」のインスタグラムのストーリーに自ら登場している。「私がひどく落ち込むのをみんな期待しているだろうし、マスコミは、飛行機の中で孤独に泣く哀れな女として私を取り上げたいでしょうけれど、実際はそんなことはないのよね。(...) カニエと私は仲良しよ。彼への愛はあるけれど、恋はしていなかった」と32歳の女優は語った。

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破局と復縁

そもそも、ふたりが一緒にいるところをキャッチされるよりも先に、ジュリア・フォックスがひと目惚れしたことを語る文章を「インタビュー」誌のウェブサイトに寄稿したのだった。そのなかで彼と過ごした夢のような一夜をジュリアは語っている。文章に添えて、レストランのベンチシートで抱き合う姿やスイートルームの床で情熱的にキスする姿の写真を一緒に掲載した。スイートルームには、彼が新しい彼女のために用意したプレゼントの洋服であふれかえっていた。

その後、カニエ・ウェストとジュリア・フォックスは2022年1月23日、パリのファッションウィークという公式の場に全身デニムルックで登場した。ふたりを非難する人たちもいた。とりわけジュリアは、キム・カーダシアンの元夫（2021年初めから別居中）とお金や名声目当てに付き合うのだろうと非難された。ジュリアは、1月21日に配信したポッドキャスト「Forbidden Fruit」の中でこんな風に反論している。「"名声のため""金のため "ですって。ねえ、私はこれまでずっと富裕層の人たちと交際してきたんですけど。現実を見ましょうよ」

ジュリア・フォックスによれば、「お互い一目惚れ」だったようだが、別れも早かった。そしてカニエ・ウェストはもう別なことを考えているようだ。44歳のラッパーは、バレンタインデーに元妻で４人の子どもの母親でもあるキム・カーダシアンに宛ててピックアップトラックいっぱいのバラの花を贈ったと報じられている。キム・カーダシアンの現在の恋人、ピート・デヴィッドソンに対してカニエ・ウエストがさんざん罵った直後のことだ。