ティモシー・シャラメ、『名もなき者』の歌声。
Culture 2025.02.22
"いま"という時代を背負う俳優、ティモシー・シャラメ。彼が今作で演じるのは、神話的存在のアーティスト、ボブ・ディランだ。コロナ禍を挟み、5年半をかけ向き合った「放浪者」に何を見いだしたか? ティモシー、共演者たち、そして監督が、本作について語った。
INDEX
・ティモシー・シャラメ、「ボブ・ディランの芸術性を発見する」ために歩んだ道のりとは?
・エル・ファニングが語る「レジェンドを演じることの難しさ」とは?
・モニカ・バルバロが語るジョーン・バエズという生き方。
・ジェームズ・マンゴールド監督の語る『名もなき者』とは?
・ティモシー・シャラメ、「ボブ・ディランの芸術性を発見する」ために歩んだ道のりとは?
・エル・ファニングが語る「レジェンドを演じることの難しさ」とは?
・モニカ・バルバロが語るジョーン・バエズという生き方。
・ジェームズ・マンゴールド監督の語る『名もなき者』とは?
ティモシー・シャラメ、「ボブ・ディランの芸術性を発見する」ために歩んだ道のりとは?
若き日のディラン役として白羽の矢が立ったのは、『君の名前で僕を呼んで』(2017年)、「DUNE/デューン 砂の惑星」シリーズで知られるZ世代を牽引するスター、ティモシー・シャラメだ。「正直に言うと、それまで......>>Read More
エル・ファニングが語る「レジェンドを演じることの難しさ」とは?
「ボブ・ディランは、私の子ども時代と人生の大きな部分を占めているんです」とエル・ファニングは目を輝かせ、出演したことへの喜びを語る。「13歳の時に出演した......>>Read More
モニカ・バルバロが語るジョーン・バエズという生き方。
キャリア初期のボブ・ディランに影響を与えたもうひとりが、フォーク界で唯一無二の存在のジョーン・バエズである。ディランと同じ1941年生まれのバエズは......>>Read More
ジェームズ・マンゴールド監督の語る『名もなき者』とは?
世界的なカルチャーアイコンであるボブ・ディランの伝記という難題を担う監督としてジェームズ・マンゴールドは最適解だったといえるだろう。カントリー歌手ジョニー・キャッシュとそのふたり目の妻で......>>Read More

『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
1961年、19歳のボブ・ディランはギターを片手に、ヒッチハイクでマンハッタンまでやってくる。ある日、アーティストで公民権運動にも積極的に参加するシルヴィ・ルッソと出会ったディランは刺激的な会話にたちまち恋に落ち、同棲を始める。しかしフォークシンガーのジョーン・バエズも彼の歌に魂を揺さぶられ、ふたりは愛を交わす。次第に高まるディランの人気に、シルヴィとの関係性は変わっていく。そしてディラン自身、時代やファンたちの期待と、自身の創造性の乖離に直面し......。
●監督・共同脚本/ジェームズ・マンゴールド ●出演/ティモシー・シャラメ、エドワード・ノートン、エル・ファニング、モニカ・バルバロ、ボイド・ホルブルックほか ●2024年、アメリカ映画 ●141分 ●配給/ウォルト・ディズニージャパン ●2月28日より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。
1961年、19歳のボブ・ディランはギターを片手に、ヒッチハイクでマンハッタンまでやってくる。ある日、アーティストで公民権運動にも積極的に参加するシルヴィ・ルッソと出会ったディランは刺激的な会話にたちまち恋に落ち、同棲を始める。しかしフォークシンガーのジョーン・バエズも彼の歌に魂を揺さぶられ、ふたりは愛を交わす。次第に高まるディランの人気に、シルヴィとの関係性は変わっていく。そしてディラン自身、時代やファンたちの期待と、自身の創造性の乖離に直面し......。
●監督・共同脚本/ジェームズ・マンゴールド ●出演/ティモシー・シャラメ、エドワード・ノートン、エル・ファニング、モニカ・バルバロ、ボイド・ホルブルックほか ●2024年、アメリカ映画 ●141分 ●配給/ウォルト・ディズニージャパン ●2月28日より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。








*「フィガロジャポン」2025年4月号より抜粋
text: Atsuko Tatsuta photography: ©2025 Searchlight Pictures. All Rights Reserved
BRAND SPECIAL
Ranking