【ミラノコレクションDay2】ファッションとは旅のようなもの。

先日幕を閉じた2025年春夏コレクション。実際にショーを訪れたエディターのコレクションダイヤリーをお届けします! まずはエディターSachiko Tashiroによる、ミラノ日記をご紹介。

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70年代から80年代のバンクーバーを撮影したグレッグ・ジラードの写真を着想源にしたジルサンダー。グレッグ自身のオリエンタルへの憧れを象徴したシノワズリなディテール、80年代のバンクーバーのビジネスマンのスーツ、80年代のバンクーバーのモーテルの1室の写真をプリントしたドレスなど、すこしダークなノスタルジーを感じた。

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イタリア全土のテキスタイルの組み合わせから、アフリカンな異国情緒を感じたエトロ。ファッションがもたらす想像力によって、私たちはあらゆる時代や場所に旅することができる。一見出合わなそうな時代や国が融合して新しい視点が生まれる、そんな面白さを感じた。

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N21のランウェイは、全女性の好きという気持ちや、夢や、憧れを具現化していると感じた。でも彼女たちは決して儚くはない。強くて可愛いなんて、最強ではないか!女性に生まれたことを全肯定されているような、すごく前向きな気持ちになった。

【ミラノコレクションDay1 】フェンディ流のアールデコ、マルニ流のスイートネスが華開いた日。
【ミラノコレクションDay3】新しい視点を授けてくれるプラダと、美しいテーラリングを完璧な着せつけで魅せるマックスマーラ。
【ミラノコレクションDay4】メゾンやファミリーが受け継ぐアーカイブをなぞりながら、いまの時代、これからの未来を見つめる
【ミラノコレクションDay5】ボッテガ・ヴェネタにしか作れないものがある。

フィガロジャポン副編集長。ファッション担当。愛車(自転車)で爆走する姿を、都内のあらゆる場所で目撃される日々。この夏は、素手でヤモリとカブトムシとコクワガタをむんずと捕まえられるようになった。真夜中に一人で湯船に浸かりながら、こっそりと読書をする時間が何よりのご褒美。今一番欲しいものは、好きな服が似合う身体。好きな野菜は豆と茄子、菌類はキノコ、細胞はマクロファージとキラーT細胞。

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