みんな大好き、東京のおいしいチャイニーズ6選。

Gourmet 2017.07.08

東京のチャイニーズ事情に革命あり! 洗練された味で勝負する、女子も喜ぶおしゃれな店が急増中。名店出身のシェフの独立店に、タパスさながら少量多皿で供する店、豊富なワインと自由に楽しめる店……。独自に進化した東京チャイニーズの最新店から、注目の6店をご紹介します。

センスが息づく、シンプルで力強い上海料理。

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上から時計回りに、福建省のエビに殻ごと切り目を入れ、ネギを詰めて蒸し、仕上げにアツアツの油をかけた「エビの香り蒸し」2尾¥4,960、中国の地鶏に似ているという伊達鶏を、上海の赤い醤「紅麹」と紹興酒などに漬けた「茹で鶏の紅麹漬け」¥2,592、五香粉と沙茶醤が隠し味に、トロトロのキャベツも箸休めにぴったりな「牛肉の上新粉蒸し」¥3,078 

ミモザ|表参道

真っ白な皿に、主役となる素材、最低限必要なソースや香味野菜。南俊郎シェフの料理は、まるで武骨な割烹か、ドメスティックなイタリアンのよう。彼は上海料理の名店、シェフスで6年半働き、昨年7月に独立。これほどまでにシンプルな料理が成り立つ背景には、シェフスで磨いてきた彼の腕やセンスのよさが存在する。素材選びから注力し、中国の地鶏に近い味の伊達鶏を使った「茹で鶏の紅麹漬け」や、パリパリに焼き込んだ麺に絶妙な加減の八角醤油をかけた「アニスソースの炒麺」など、家庭料理も磨きをかけて洗練の味に高める。シンプルだからこそごまかしが利かず、味や香り、テクスチャーを緻密に引き出す料理を食べれば、次の予約をせずにはいられないだろう。

photos : DAISUKE YAMADA, réalisation : MEI HOJO

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