【東京グルメ2020】新時代のフレンチと中国料理。 日本の食材と中華の手法を融合させる、多彩なアプローチ。

Gourmet 2020.06.29

慈華|外苑前

「日本の食材と中華の手法を自身のフィルターを通して融合させる。それがこの店のテーマ」と話すのは、麻布長江で辣腕を振るった田村亮介シェフ。2019年12月、青山で新たな舵を切った。素材感を第一に考える彼の料理は、肉なら肉、と調味料の味に負けない力強さと味の奥深さを表現。名物の「壷蒸しスープ」やスパイシーな肉料理などを盛り込んだコースでは、伝統と革新をバランスよく配分。コースの流れや緩急のつけ方も見事だ。

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料理はすべて¥16,500のコースから。左は、よだれ鶏やクラゲがのった「運気の上がる前菜盛り合わせ」。右は「放血神経締めのスジアラ鱗揚げ 唐辛子と花椒炒め」。中国茶は¥1,100から用意。

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「熊本あか牛の豆豉ソース」。リブロースを煎り焼きにし、豆豉ソースと絡めた。通常は薄切りにする牛肉を厚くカット。レアに焼くことで牛肉本来のおいしさを引き出す。

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グレーを基調にしたシックな店内。ランチ、ディナーともにコースのみで勝負する。奥には個室もある。

Itsuka|慈華
東京都港区南青山2-14-15 五十嵐ビル2F
tel:03-3796-7835
営)17時30分~21時最終入店(火~木) 11時30分~13時最終入店、18時~21時最終入店(金~日、祝)
休)月、第2・4日曜 要予約
www.itsuka8.com
※2020年6月29日時点では当面の間、予約のみ・おまかせコースのみで営業。また、定休日を月曜+不定休に変更し、営業時間を短縮中。詳しくは店舗発信の情報をご確認ください。

*「フィガロジャポン」2020年4月号より抜粋

※店によって、別途サービス料がかかる場合があります。
※この記事に記載している価格は、標準税率10%の税込価格です。

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photo : AKEMI KUROSAKA(STUH), texte : KEIKO MORIWAKI

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