まろやかなバルサミコ酢で和える、カツオの紫サラダ。
ホームパーティレシピ 2017.08.25
スーパーや魚屋さんに行くと、肉厚で美味しそうな旬のカツオがお手頃価格で並んでいます。カツオを楽しめる方法はないかな……と、カツオをフライにしてトマトソースを添えたり、カツオのコンフィを作ったり、甘辛く煮てみたりと、試作を重ねてみました。
どれも悪くないけれど、暑いなか、長時間火を使う作業が徐々に辛くなってきてしまいました……。というわけで、今回は火の使用を最小限にできるカツオの刺身に、バルサミコ酢を使ったドレッシングをかけてサラダを作ってみました。
醤油、バルサミコ酢、生姜、ガーリックを加えたコクのあるドレッシングです。まろやかな優しい甘みを含んだバルサミコ酢のおかげでコクが出るし、カツオの生臭さが消えて食べやすくなります。
オイルで生姜とニンニクにさっと火を通すことで、香ばしくて優しい薬味に仕上がり、食欲をそそるひと皿に仕上がりました。
★カツオの紫サラダ★
【材料】
カツオの刺身 1柵(1cmにカットしておく)
紫タマネギ 1ケ(スライスしておく)
紫キャベツ 100g(刻んでおく)
松の実 大さじ2
ードレッシングー(作りやすい分量)
サラダオイル 大さじ5
醤油 大さじ2
バルサミコ酢 大さじ2
生姜 1片(刻んでおく)
ニンニク 1片(刻んでおく)
【作り方】
- 小さな鍋にサラダオイルと生姜とニンニクの刻みを入れ、弱火で火にかける。香りがしてきたらすぐに火を止める(余熱でも薬味にどんどん火が入るので注意)。
- ある程度1の粗熱がとれたら、醤油とバルサミコ酢を加える。
- ボウルに2を入れ、すべての食材としっかり合わせる。盛りつけて完成。
【ポイント】
- ワカメやトマトを加えても美味しい。
- ボウルに残ったドレッシングは水っぽくなっているので、使わないこと。
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Nao Aoumi
パーティ料理研究家
フランス独立記念日と同じ7月14日生まれ。「きっとフランスに縁があるのよ」と両親にいわれ続け、大学では仏語を専攻。フランス留学、仏系証券会社勤務、南仏でのレストラン研修‥と、フランスと関わる人生を歩む。2019よりボルドーを拠点に活動。各メディアにレシピを提供する傍ら、マルシェやワイナリー巡りなど、食の探求を欠かさない。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル資格取得。
BRUNCH : https://naoaoumi.wixsite.com/website-5