どう遊ぶ？ 東京ホテル最新レポート。#05 日本文化がちりばめられた、ミニマルなブティックホテル。

ツキ｜築地

香り豊かな青森ヒバの浴槽を設えた貸し切り風呂（45分￥2,200）は宿泊者限定。木の香りに疲れも癒やされる。

外国人観光客が多い築地の一角で、日本文化の根底にある「和心」を知る旅の拠点として開業したブティックホテル。木の質感を生かした客室は、31室中21室がヒノキ風呂付き。風呂文化を体感するために作られた2階の貸し切り風呂には、湯上り処があり、素足で畳の質感を味わえる。和紙のシワを写したアルミパネルの外壁など、日本的な要素を生かしたデザインを手がけたのは、東京と台北を拠点に活動する建築家ユニット、虎尾＋謝建築設計。1階のバーでは、洗練されたデザインと併せて希少な日本酒を楽しみたい。

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ヒノキ風呂付きのプレミアツインベッドルーム1001号室。客室には今治タオルやポーラのアメニティが備えられている。ミニバーの利用は無料。

バーでいただける日本酒とおつまみ3種が付いた「唎き酒セット」¥3,080。日本酒はメニューの中から好きな銘柄を3種類選び、半合ずつ楽しめる。写真のおつまみは「フグさしウニ」「牡蠣の燻製とクルミ白魚」「ホタテのクリームチーズ和え」

厳選した日本酒と肴を気軽に楽しめる、サケ バー テーブル ツキは地元の人にも人気。

※『フィガロジャポン』2019年12月号より抜粋