
パリ17区☆Boucherie Roger
☆パリブログ☆
ウィンドー越し見えた迫力の肉塊に足止まる。
おっ!ここは♡
と気持ちが弾んだそのお店は、パリ17区にあるお肉屋さん『Boucherie Roger』(ブシュリー・ロジェ)。
時々また足を運ぶようになったエリアのひとつ、パリ17区Ternes(テルヌ)界隈ですが、相変わらず地元っ子で賑わい『Boucherie Roger』(ブシュリー・ロジェ)の様子につられて、今夜はステーキナイトに決めた☆
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/roger17.html )
ニューヨーク、そしてパリでも頻繁に目にするようになった「Wagyu」(和牛)。
私の友人知人にもWagyu好きは多いです。
パリのお肉屋さんで見ていると、確かに他と比べてマーブルでサシ多めの和牛なルックス。
とは言え日本でいただく、生粋の日本生まれ日本育ちな和牛と比べるとその味わいはややアッサリしている方かな、と。
個人的にはパリ暮らし中は、お肉のチョイスは基本的にフランス赤身肉!
ちょっと前からか熟成肉ブームもあって、熟成日数や製法にもちょっと注目しながらのお肉選びです。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/polmard.html )
K「どれにする〜?」
夫「俺は最初から決めてる。いつも通りアントルコート(entrecôte=リブロース)♡」
K「私もいつも通りフィレ(filet)で」
夫「旨そう♡」
K「このフィレ、結構熟成している感じ〜」
ところで毎回我が家で検討するのが、お肉の焼き方。
色々なレシピ本を読んだり、あれこれネット検索したりして調べてみるも、その焼き方は様々に一家言ありでどれが一番我が家好みの火入れ、味わいになるか試行錯誤の繰り返し。
バター or オイルのどっちで焼く?両方?澄ましバターだけ?
K「フライパンは、やっぱりステンレスだよね。テフロンの方が洗うのが楽なんだけど…」
夫「俺が焼く以上テフロンはあり得ない!」
K「浅型の陶板はありかも?」
夫「いいけどパリのキッチンにない…」
K「あとフランスの料理本見てると、オーブン併用な火入れレシピもあるよね」
夫「そうね、最初にフライパンで表面焼いてからじっくりオーブン」
夫「塩胡椒のタイミングもシェフやレシピによって違うけど」
K「うちは〇〇シェフ直伝のタイミングでしょ?」
夫「あれやめました。何回かやったけど、そんなに感動しなかっただろ?」
K「それはシェフには言えませんがね…。ま、焼き方、その加減は人それぞれ好みがあるからね。で、最近のうちの焼き方は?」
夫「いろんなレシピの合わせ技。ただやっぱりHugo Desnoyer(ユーゴ・デノワイエ)氏の焼き方が僕的には一番好き。澄ましバターで塩胡椒は後から肉を焼いてから」
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/6-2.html )
K「久しぶりにユーゴのお店でも食べたいよね!いくつかのレストランは閉店したらしいけど…」
夫「いやいや、ステーキなら美味しい肉屋でがっつり買ってきて自宅で焼くのが最高に贅沢ってもんよ。安くて旨い♡」
ソース無し、塩胡椒だけでも十分美味しいBoucherie Rogerのアントルコート&フィレでしたが、味変に冷蔵庫常備の黒トリュフマスタードを。
*****おまけのNY****
フランス菓子が恋しくなって買って食べました。

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