
Christophe Peléのお料理ブック☆
いつもグルメ&ファッションを楽しんでいるパリ左岸デパートのボンマルシェ(Le Bon Marché)ですが、館内にある本屋さんも好きなコーナー♡
以前暮らしていた5区のアパルトマン界隈には本屋さんが多く、当時はフランス語の勉強用に!と積極的に書店通いをしていたのですが、最近はめっきり行かなくなってしまい買うならココ。
天井が高く、開放感のある空間。
ショッピングのついでに立ち寄れることと、TVや新聞・雑誌等で紹介される話題の本は見つけやすい位置に、広過ぎないスペースなので私には探しやすく、疲れず、特にファッション系ブックはツボ♡なセレクション。
次に時間を忘れて次々に手にしてしまうのは、料理は苦手なくせにお料理本☆
中でもスイーツ関連のものは、もはやお伽噺話。
童話気分で読んでて飽きず、頭の中でパーフェクトに作り上げる妄想が広がる。
実際はキッチンは粉だらけ、後片付けも大変、本格的に作るとなるとなかなかの肉体労働で疲れるけれど妄想上は「奥さまは魔女」サマンサ気分でチャチャとすんごいケーキが作れる夢のある本がいろいろ。
さて、今回の目的は東京でお世話になっているS君へのプレゼント本探し。
あった!
それは、昨年Glenat社より刊行された“Christophe Pelé Le Clarence”(クリストフ・ペレ ラ・クラランス)というお料理ブック。
ずっしり重く、手にした瞬間レストラン「ラ・クラランス」でいただくChristophe Pelé(クリストル・ペレ)氏のお料理のいくつかが思い出され、これは我が家にも欲しい!な気持ちに。
私がペレ氏のお料理に出会ったのは、“Bigarrade”(ビガラード)というレストラン。
このブログでは過去に何度もアップした、大大好きレストラン。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/51847589.html )
ペレ氏は、Ledoyen、Pierre Gagnaire、Bristol等々パリを代表する名だたるレストランで経験を積み、Royal Monceau(ロイヤル・モンソー)でエクゼクティブ・シェフのポジションに。
その後パリ17区にオープンしたのが、Bigarrade(ビガラード)。
瞬く間にミシュラン2つ星レストランとなり、その人気絶頂な中で突然お店を去ってしまった彼はしばらく間を空けた後、2015年にLe Clarence(ル・クラランス)のエグゼクティブ・シェフに就任。
(以下の画像は購入した本 Christophe Pelé Le Clarenceより)
Le Clarence(ル・クラランス)は、その雰囲気も含めて私には非日常な特別なレストラン。
何かの記念日、日本からのゲストの接待、今夜は特別!そんな時はこのレストラン。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/8le-clarence.html)
レストランのオーナーはChâteau Haut-Brion、Château La Mission Haut-Brionなどを所有するPrince Robert de Luxembourg(ルクセンブルク皇太子)なので、ワイン好きにはこれまた垂涎ものワインが豊富でワインリストを眺めているだけでも時間を忘れてしまう。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/8-2.html )
ペレ氏のお料理は、初めて対面した時からそのプレゼンテーションがスタイリッシュでカッコイイな〜と感じてます。
大きなお皿の端っこにちょこっとな付け方などは今は他でも色々目にするので新しくはないですが、10年以上前にそんなプレゼンは私には衝撃的でした。
それもただ端に置くのではなく、ちょっとした傾き加減やハーブ1枚の置き方にセンスを感じるというか…。
本書はル・クラランスのお料理をLait、Mer、Vegetal、Cru、Texture、Gourmandiseの章で紹介。
ページをめくるたびにうっとり、美味しい妄想が広がる1冊です☆
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