成田さんのScene KAZUTOSHI NARITA☆
パトロールエリアに昨年末オープンした、気になっていたパティスリー&ブーランジュリ“Scene KAZUTOSHI NARITA”(シーン カズトシ ナリタ)へ。
年の瀬の買い物中に見たその店名に「あっ、成田さんの!!」と。
成田一世さんは、2017年にはベストアジア50にてパティシエ賞も受賞した有名カリスマパティシエ。
初めてお目にかかったのは、レストラン“ SUGALABO”(スガラボ)でした。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/2sugalabo.html )
物腰柔らか、ニコニコ笑顔で優しくお話しをしてくださったのが印象に残ってます。
そんな成田さんのお店が港区麻布十番にできたことは、とても嬉しい!
年明けですし、狙いはもちろんアレ!
ガレット・デ・ロワ(galette des rois)です。
が、開店早々のお店に入った瞬間、視界に飛び込んできたのは美味しそうなパンたち。
こちらのお店は、シェフパティシエ成田一世氏と「トリュフベーカリー」の立ち上げチームが手を組んで開いた生菓子・焼菓子・パンの専門店。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/truffle-bakery.html )
良い香りに食欲は刺激されまくり♡
私には成田さんにパンのイメージがなかったので、ちょっと意外に感じたものの、お店の公式サイトを拝見して以前からパン作りにも定評があったことを知りました。(以下青字部分は公式サイトより引用)
2005年ジョエルロブションのNYCのシェフパテシエに就任。
レストランでもてなされるバゲットの開発をシェフ就任の、ロブションから直接指示され完璧にまで造り上げたルセットは世界中のジョエルロブション(レストラン)に伝えられた。
その功績はニューヨークタイムス紙でも高く評価され「2006年デザート・パン部門総合1位BESTOFNEWYORK」にも獲得しました。
その当時開発した世界のロブションのみで提供される成田さんの作品「プティバゲット」が、こちらのお店のスペシャリテ。
と知ったら買わずにはいられません。
しかもかわいい3本セット。
まず1本はバターも何もつけずに食べてみたのですが、日本人離れした的なパリの美味バゲットを彷彿とさせる風味、食感、食べやすいサイズでとても美味しく感じました。
パンの他にもマドレーヌやフィナンシェなど焼き菓子はお持たせにも良さそう。
なんてあれこれ目移りして、すっかり本来の目的「ガレット・デ・ロワ」を忘れそうになりました。
お店の向かって左半分がケーキ&チョコレートショーケース。
チョコレートは今年のバレンタインギフトの候補に♡
あら?
ちょっと驚いたのが、アントルメ、ケーキがこの日は2種類のみ。
しかも一人食べぎりサイズのもはなく、2種類ともホールサイズ。
この日のラインナップは、プレーンなミルフイユと苺のミルフイユ。
そこで選んだのは、プレーンなタイプ。
ガレット・デ・ロワがないことにちっとも落ち込まなかったのは目の前のミルフイユがどこまでも美味しそうで、すっかり心を奪われてしまったから!?
帰宅後早速箱から取り出し、全方位から眺め回してしまいました。
大好きなミルフイユ、こうしてホールで買うなんて実はこれまでほとんどないこと。
いつも食べきりインディビジュアルでしたから。
とりあえず4分1カット。
その美味しさは、筆舌に尽くし難し…!
何が違うって全てが違う印象で、軽やかなパイ生地のパリサク感はもちろん、たっぷり贅沢なカスタードクリームが絶品。
ワザとらしい強過ぎる香りや甘味がなく、自然なのに余韻が長く、エレガント。
ホールで食べたら飽きるかも?なんて心配は一瞬で消え去りました。
どうでもいいことですが、“Gien”(ジアン)のCa C'est Parisシリーズのお皿でいただくと、食べ終わった後にかわいいパリを見て、いつも気持ちが明るくなります♬
(関連生地→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/gien.html )
夫「君好みのお店が近くにできてよかったね」
K「かなり嬉しいよ。でも小さなプチカヌレが1個380円だったのはちょっと驚いたけど」
夫「そんなの買う人いないだろ〜」
K「これだよ」
夫「まさかここに買う人がいたとは…」
K「カヌレで、このサイズで380円、気になるでしょー」
夫「ならない。だったら俺には卵サンドとかクリームパンとか買ってきて欲しかった。。」
K「OK。それは次回買ってきます」
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パリの1枚。
寒いしアリゴも食べたい今日この頃。
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