ホテルジャーナリスト・せきねきょうこが再訪したい、2023年オープンのホテル3選!
ホテルへBon Voyage 2023.12.09
世界のホテルや旅館の「環境問題、癒し、もてなし」を主題に現場取材を貫くホテルジャーナリスト、せきねきょうこ。madame FIGARO.jp連載「ホテルへBon Voyage」をはじめ多様な媒体で執筆、ホテルのコンサルタントやアドバイザーも務める大ベテランだ。そんな彼女が2023年に訪れたホテルの中で、「ここはまた再訪したい!」と特に感じたホテルを厳選して3軒ご紹介。 年末年始、また2024年の旅の予定を立てる参考にしてみては?
THE SHINMONZEN~京都/祇園~
伝統薫る祇園の街角で、名シェフのアートな料理を楽しめるホテルへ!
歴史とアートの詰まった京都祇園の新門前通にオープンした祇園唯一のインターナショナルホテル。京都祇園独特の華やぎもあり、また日本人とは異なる外国人ならではの解釈での"日本"を和室に込めたこと、さらに和洋融合のハイセンスなアートホテルを主張した完成度が高い。
館内のレストランはNYでミシュラン3ツ星を12年も獲得しているシェフ、ジャン-ジョルジュ・ヴォンゲリステン監修の店。ホテルにチェックインしてからアウトまで、「衣・食・住・遊」すべてが5ツ星のクオリティです。
THE SHINMONZEN
Jean-Georges at The Shinmonzen
京都府京都市東山区新門前通西之町235
Hotel Tel:075-533-6553
Restaurant Tel: 075-600-2055
https://theshinmonzen.com/jp/
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ボタニカル・リトリート ENOWA YUFUIN ~由布院/大分~
由布院の豊かな森にリトリート誕生! 温泉に癒やされ、食にパワーをもらおう。
ENOWAの料理長タシ・ジャムツォ氏は、ホテルの近くに自家農園で自らが土づくりから始め、野菜を育て、旬を迎えた野菜を収穫する。それらの野菜から料理のメニューを決めるというこだわりが凄い。ビーガンやベジタリアンにも対応できるタシ氏の作る野菜料理はとてもヘルシー。
「食材を育んだ土、地球の力、その生命観までを伝える料理を」が哲学。滞在しながら由布院の名湯に癒され、食に元気をもらえるという、本来の"リトリート"の完成です。
ボタニカル・リトリート ENOWA YUFUIN
大分県由布院町川上 丸尾544
Tel:0977-28-8310
https://enowa-yufuin.jp
「ボタニカル・リトリート ENOWA YUFUIN」の記事はこちら!
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ブルガリ ホテル 東京 ~八重洲/東京~
伝統を纏い、燦然と輝くエレガントなホテル。
ハイジュエラー"ブルガリ"がついに東京にもラグジュアリーホテルを開業。館内には随所にブルガリの伝統や誇り、ストーリーが感じられる。さらに"日本"と培ってきた熱い関係がアートで表現され、館内全体に煌びやかでエレガントな空気感が漂っています。
家具、調度品、壁や天井、床材、照明器具のひとつひとつに、ブルガリを熟知するイタリアの建築デザイナーがこだわりを見せています。他国のブルガリホテル同様、その国の伝統と共にブルガリの伝統も貫き、上質感に満ちたホテルを造り上げています。
ブルガリ ホテル 東京
東京都中央区八重洲2丁目2-1
Tel: 03-6262-3333
https://www.bulgarihotels.com/ja_JP/tokyo
Kyoko Sekine
ホテルジャーナリスト
スイス山岳地での観光局勤務、その後の仏語通訳を経て94年から現職。世界のホテルや旅館の「環境問題、癒し、もてなし」を主題に現場取材を貫く。スクープも多々、雑誌、新聞、ウェブを中心に連載多数。ホテルのコンサルタント、アドバイザーも。著書多数。
http://www.kyokosekine.com