クリスマスのテーブルを華やかに!春菊とザクロで作る冬のタブレ。
平野由希子の季節のおつまみ 2025.12.17
冬には春菊をサラダにしてむしゃむしゃ食べます。私にとって、春菊はお鍋の野菜というよりもサラダハーブの位置付け。ジャパニーズハーブだと思って使うとレシピが広がります。ポテトサラダ、オムレツ、パスタ、クリームチーズに混ぜるなど使い方はいろいろ。料理によっては少量の春菊を他のハーブと混ぜて使うと「これ何のハーブ?」というエレガントな印象になります。
レバノン風のタブレをパセリの代わりに春菊で作ってみたら、冬らしいタブレに。酸味を加えるためにザクロを散りばめたら、期せずして、クリスマスカラーになりました。使用したのはブルグルですが、クスクスでも構いません。ブルグルは小麦をひき割りにしたもので、クスクスよりしっかりとした食感。どちらもお湯を加えるだけで簡単です。緑色のサラダを目指して、粒々よりも春菊をたっぷり加え、酸味をしっかり目に効かせると味がビシッと決まります。
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★春菊とザクロのタブレ★

【材料】(2人分)
ブルグル(細挽きタイプ)50g またはクスクス 50g
春菊 4〜5茎(80g)
ザクロ 1/4個
玉ネギ 20g
*オリーブオイル 大さじ3
*レモン汁 大さじ1と1/2
*塩小さじ 1/3
*こしょう
【作り方】
⒈ ボウルにブルグル、塩少々(分量外)を入れ、熱湯50ccを注ぐ。かき混ぜて、蓋をして5分置く。
⒉ 春菊は葉を粗みじん切り、茎の部分は縦半分に切り、5ミリ長さに切る。ザクロは実をほぐして取り出す。玉ネギはみじん切りにする。
⒊ 1に*を加え混ぜる。粗熱が取れたら、⒉を加え混ぜる。

ブルグルはミネラル、食物繊維の多い健康食品。カルディファームなどで購入可能。しかも安い!

ザクロの代わりにミニトマトを刻んだものを加えても。

ワインはシチリアの「ヴォリア・ロザート」をセレクト。
【こちらのレシピはいかが?】

フランス料理とワインを愛する料理家。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。2015年にフランス農事功労章を叙勲。著書に『ma cuisine おいしさの引き出し方』などがある。instagramは@8yukiko76hirano 料理教室cuisine et vin主宰。http://www.yukikohirano.com
愛猫クミンの様子は別のInstagramから@cumin_chatnoir







