パリの同業者も支持する、確かなセレクトのワインバー。

update：2024/05/29

若い世代の店主が、定番料理とモダンの両方を織り交ぜ、プチポーションで提供するグルメなワインバーが大繁盛。手間暇かけた料理と、確かなワインセレクトで評判なのは、リニューアルした「クラウン・バー」だ。

奥から、ラディッキオとウナギのスモーク「Radicchio/Anguille Fumée」10ユーロ。さいの目に切ったウナギの塩気と肉厚な食感が絶妙。骨付きの塊で焼き、切り分けたサーロインとデーツのピュレ「Faux Filet/Purée de Datte」24ユーロ。サーロインには、適度な酸味があり軽やかながら丸みもあるワイン「Les Ponts, Yann Durieux, Pinot Noir 2013」58ユーロを。

自然派ワインレストラン「サチュルヌ」が、老舗「クラウン・バー」をリニューアルオープン。シェフには、人気ビストロ「ヴィヴァン」で評判を得ていた渥美創太さんを迎え、ビュロ貝のフライなど軽くつまめる小皿から、鴨のピティヴィエ（ミートパイ）のような1品料理までがメニューに並ぶ。信頼のおける味とワインのセレクトに同業者からの支持も厚い。

鉄板で焼いたイカと芽キャベツに、イカスミとゲソのラグー「Casseron/Chou de Bruxcelles/Encre de Seiche」12ユーロ

21時過ぎになるとテラスまで常に満席。予約は1週間前にはしたほうがいい。