FEATUREin PARIS
パリ・マレ地区での買い物について解説! おすすめブランドショップなど。
2025.03.15
マレ地区は、パリの3区と4区に広がるエリアだ。パリの流行の発信地として知られている。ここでは、マレ地区の買い物事情とおすすめのショップを紹介する。ショッピングの参考にしてほしい。
パリ・マレ地区での買い物について
マレ地区は、パリの中でも有数のショッピングエリアだ。この地域には、ブティックや雑貨店が数多く集まっている。パリならではのハイセンスなアイテムと出合えるため、時間を忘れてショッピングを楽しめるだろう。ここでは、マレ地区の買い物事情について解説する。
マレ地区をおすすめする理由
マレ地区は、中世貴族の館が残る歴史豊かな街だ。これらの建物の中には、博物館やホテル、店舗などに再利用されているものもある。一方で、流行の発信地としての一面も持つ。個性豊かな独立系ブティックが豊富だ。その中心は、北マレ地区。パリのトレンドを牽引する魅力的なショップが集まっている。
カフェやレストランも併設し、パリのランドマークともされているメルシー(Merci)をはじめ、複合施設が点在している点も見逃せない。ファッション、インテリア、生活雑貨などが揃う大型ショッピングモールで、手軽に買い物を済ませることもできる。
パリメトロを利用して、エリア内を快適に移動できる点もポイントだ。さまざまな魅力があるため、目的に合わせてショッピングを楽しめるだろう。
ショップの出店状況
マレ地区の目抜き通りは、同エリアを東西に走るフラン・ブルジョア通り(Rue des Francs Bourgeois)。周辺の小路を含めて、ファッション、雑貨などの店舗が建ち並んでいる。西側エリアはコスメ専門店が豊富だ。ユダヤ人街やLGBTQ+コミュニティが盛んなエリアがあるなど、多様なカルチャーの発信地としても注目を集めている。日曜日も営業している店舗が多い点も観光客には魅力だろう。
前述の通り、マレ地区には、ル・ベー・アッシュ・ヴェー・マレ(LE BHV MARAIS)などの複合施設も点在している。ル・ベー・アッシュ・ヴェー・マレは、パリ市庁舎向かいにあるデパートだ。客層は地元民が中心だが、洒落たパリ土産も揃う。
パリ・マレ地区の買い物におすすめのブランドショップなど
ここからは、買い物で立ち寄りたいマレ地区のショップを紹介する。
Petite Boutique Alaïa(プチ・ブティック・アライア)
名称 | Petite Boutique Alaïa(プチ・ブティック・アライア) |
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住所 | 5, rue de Moussy 75004 Paris |
公式サイト | https://www.maison-alaia.com/ |
営業時間 | 営 : 火~土11:00~13:00 14:00~19:00 休 : 日、月 |
アクセス情報 | ⓂHôtel de Ville駅から徒歩3分 |
Alaïa(アライア)のマレ地区のブティックに設けられた小さなスペースだ。ここでは、2017年に急逝したアズディン・アライアの過去の作品を現在も販売している。
売上は、クチュリエ創設時からサポートしていたInstitut Imagine(遺伝疾患の研究とケアを専門とする機関)に全額寄付される。商品を購入することで、亡き彼の理念に共感し、支援できる点も魅力だ。
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Marilyn Feltz(マリリン・フェルツ)
名称 | Marilyn Feltz(マリリン・フェルツ) |
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住所 | 28, rue Charlot 75003 Paris |
公式サイト | https://www.marilynfeltz.com/ |
営業時間 | 営 : 火~日13:00~19:30 休 : 月 |
アクセス情報 | Saint-Sébastien Froissart 駅から徒歩7分 |
2018年に北マレ地区にオープンしたショップ。パリ産の素材を用いて自社工房での制作にこだわっている。グラマラス&クラシカルなテイストで、レディスが中心だが、不定期ながら、メンズコレクションを展開することもある。
また、デザイナーのマリリンが厳選した洋服やアクセサリーも扱っている。訪れた際には、プライベート感あふれる店内の雰囲気にも注目したい。
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参照元 : Marilyn Feltz
Monsieur Paris L'Atelier(ムッシュ・パリ・ラトリエ)
名称 | Monsieur Paris L'Atelier(ムッシュ・パリ・ラトリエ) |
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住所 | 1, Rue Perrée, 75003 Paris |
公式サイト | https://www.monsieur-paris.com/ |
営業時間 | 営 : 月~金10:00~19:00 土11:00~19:00 休 : 日 |
アクセス情報 | ⓂTemple駅から徒歩6分 |
ムッシュ・パリ(Monsieur Paris)は、ナディア・アズーグが立ち上げたジュエリーブランド。高品質ながら、大手ブランドよりも手頃な価格をコンセプトに掲げ、マレ地区の職人が一点一点、手間をかけてつくっている。
リサイクルゴールド(回収された金を再精製したもの)やラボグロウンダイヤモンド(人工的に生成されたダイヤモンド)を使用するなど、サステナビリティにも配慮している。伝統と現代性を融合したジュエリーブランドだ。
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参照元 : Monsieur Paris L'Atelier
both Paris(ボース・パリ)
名称 | both Paris(ボース・パリ) |
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住所 | 6, Rue de la Corderie 75003 Paris |
公式サイト | https://both.com/ |
営業時間 | 営 : 火~土11:30~19:30 日12:00~19:00 休 : 月 |
アクセス情報 | ⓂTemple駅から徒歩5分 |
パリを拠点とするフットウエアブランド。天然ゴム素材をメインに、最先端の技術を組み合わせた靴のデザインを展開している。革新的でありながら、耐久性も備える点が魅力だ。
2024年パリオリンピックの開会式で、ジャンヌ・ダルクを彷彿とさせる女性騎士が履いていた靴をジャンヌ・フリオとともに手がけたり、山本耀司が立ち上げたY'sとコラボレーションしたりするなど、国内外で評価されている。今後も注目したいブランドだ。
参照元 : both Paris
Empreintes(アンプランツ)
名称 | Empreintes(アンプランツ) |
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住所 | 5, Rue de Picardie 75003 Paris |
公式サイト | https://www.empreintes-paris.com/ |
営業時間 | 営 : 月~土11:00~19:00 休 : 日 |
アクセス情報 | ⓂArts et Métiers駅から徒歩5分 |
芸術・工芸の専門家で構成されるアトリエ ダール ド フランス(Ateliers d'Art de France)が立ち上げたコンセプトショップ。フランス全土のアートワークショップで制作された1,000点以上のアイテムを販売している。
主な取扱商品は、ジュエリー、食器、家具、照明など。ギフトを探している時にも最適で、目的がなくても、訪れるだけで十分に楽しめるショップだ。フランスのエスプリに触れてみては。
参照元 : Empreintes
Dover Street Market Paris(ドーバー ストリート マーケット パリ)
名称 | Dover Street Market Paris(ドーバー ストリート マーケット パリ) |
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住所 | 3537, Rue des Francs Bourgeois 75004 Paris |
公式サイト | https://www.doverstreetmarketparis.com/ |
営業時間 | 営 : 月~土11:00~19:00 日12:00~19:00 |
アクセス情報 | ⓂSaint-Paul駅から徒歩6分 |
川久保玲が手がけたコンセプトショップ。既成概念にとらわれない独創的で美しい空間が広がる店内では、彼女が立ち上げたコム・デ・ギャルソン(COMME DES GARCONS)をはじめ、ジュンヤ・ワタナベ(JUNYA WATANABE)、アンダーカバー(UNDERCOVER)など約150ブランドがラインナップ。限定コラボレーションアイテムも取り扱っている。
カフェも併設され、店内では展覧会やコンサートなどイベントも企画。ファッションだけにとどまらない、多彩なインスピレーションにあふれた場として話題となっている。
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Officine Universelle Buly(オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー)
名称 | Officine Universelle Buly(オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー) |
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住所 | 45, rue Saintonge 75003 Paris |
公式サイト | https://buly1803.com/ |
営業時間 | 営 : 火~土10:30~19:00 日11:00~18:00 |
アクセス情報 | ⓂFilles du Calvaire駅から徒歩5分 |
日本でもおなじみの総合美容専門店"オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー" (Officine Universelle Buly)のサントンジュ(Saintonge)店。2017年にオープンしたパリ2号店だ。
こちらの店舗の特徴は、カフェ、ドライフラワーショップ、ポップアップストアを併設していること。この土地の歴史にインスパイアされた内装も見どころのひとつだ。マレ地区を訪れる際に、ぜひ立ち寄りたい。
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マレ地区で素敵な買い物を
ここでは、マレ地区で買い物を楽しむ際に訪れたいショップなどを紹介した。流行の発信地であるマレ地区には、ハイセンスなブティックが集まっている。さらに、買い物に便利な大型ショッピングセンターも点在している。目的に応じて、多彩なショッピングプランを立てられるエリアだ。
上質なアイテムを求める方は、この記事で紹介したショップを訪れてみてはいかがだろう。パリでの素敵な思い出をより彩ってくれるはずだ。