in PARISFRANCE
- EAT・CAFÉ・FRENCH,PATISSERIE
小腹が空いた? スイーツ食べたい? フォションへ行こう。
2019.02.28
Fauchon le Grand Caféフォション・グラン・カフェ<8区>
update:2024/05/29
ピンク色の世界が広がるレストラン。
昨年、マドレーヌ寺院脇にオープンした、オテル・フォション。かつてバカラのブティックがあり、ブランドのテーマの赤のイメージが強い場所だったが、今度はフォション・カラーのピンクの場所に変身したのだ。ホテルの1階はレストランのFauchon le Grand Café(フォション・グラン・カフェ)である。フォションといったら、その歴史の始まりは高級エピスリー。おいしいことは保証されている場所といっていいだろう。朝からレストランでもあり、ブラッスリーでもあり、バーでもあり、カフェでもあり......とマルチな顔を持つスペースは、一日中賑わいを見せている。
この店で味わえるのはどれもクオリティの高い素材にこだわった料理だが、それをスモール・ポーションでもオーダーできるというのが嬉しい。前菜、たとえばランチでは野菜、魚、肉、デザートの4パートから好みでひと皿(28ユーロ)、2皿(37ユーロ)、3皿(45ユーロ)といった選び方ができる。メインという発想ではなく自由に組めるので、ベジタリアンなら野菜ばかり3皿!というのもOK。ディナーメニューは野菜、魚、肉についてすべての料理が、ノーマルとハーフで用意されている。シェフのセバスチャン・モンソーが考案したメニューは、パリのブラッスリーのクラシックがベースとなっている。さらにパイ皮包みのパテやコルシカのハムといったフォションのエピスリーの人気者も、メニューに並ぶ。
フォションなので甘いティータイムが楽しめるのはもちろんだが、さらにディナー前にカクテル・タイムも設けられている。Glam Hours(グラム・アワーズ)と命名し、華やかでカラフルなカクテルを提案。グラマラスな時間にほろ酔いするのも悪くなさそうだ。


天井と壁を飾るゴールドの装飾が、ピンクに映える。
あれこれ食べたい気持ちをおいしく満たしてくれるポーションがうれしい。


ディナーメニューより。ラングスティーヌのラビオリにはフォションのティー・コンソメをかけて(12ユーロ、26ユーロ)。
マテ貝とタコのカルパッチョの米型パスタ。
世界でフランスの味を代表するフォションのレストラン。ソルト&ペッパー・ミルはプジョー社製を選び、メイド・イン・フランスの名品を卓上にプラス。


フォションに来たからには、スイーツも味わわなければ!
アラカルトでも、あるいはシャンパンからスタートするセット(39ユーロ)でも。
グラム・アワーズを彩るカクテル類はとてもカラフルだ。フォション自慢の紅茶をベースにしたカクテルやフルーツ・ベースなど種類豊富。
カクテルとスイーツの組み合わせも。白いムースクリームを隠した赤い唇のBisou-bisou (ビズ・ビズ)。ピアスをはめているのは、このグラン・カフェだけ。
マドレーヌ寺院を見上げながらのグラム・アワーズはテラス席にて。
関連記事:
INFORMATION
Fauchon le Grand Caféフォション・グラン・カフェ<8区>
11, place de la Madeleine 75008
01 87 86 28 15
MADELEINE
7時〜22時30(朝7時〜10時、昼12時〜14時30、グラムアワーズ15時〜18時30、夕19時〜22時30)無休
réalisation:MARIKO OMURA
RELATED SHOP