Destination Canada
春にカナダでしたい13のこと。

カナダの首都オタワは、チューリップの街!

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1857年に連合カナダの首都に制定されたオタワ。アッパーカナダ(オンタリオ州)とローワーカナダ(ケベック州)を分けるオタワ川のほとりにあるオタワは、ふたつの州に暮らす英国系住民とフランス系住民の懸け橋に、という願いから首都に制定されたという。英語とフランス語が自在に行き交い、緑豊かな公園や博物館が点在する北米有数の文化都市では、のんびり市場を巡ったり、公園で寛いだり、住民目線で気ままな街歩きを楽しもう。

1. 春の10日間、街中がチューリップで埋め尽くされる。

カナディアン・チューリップ・フェスティバル
Canadian Tulip Festival

毎年5月に開催される「Canadian Tulip Festival」は、世界最大規模のチューリップの祭典。来年で67回目を迎えるこちらは、市内4カ所の会場を中心に、合計100万株以上のチューリップが咲き乱れるというもの。

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4会場のほか、街中のあちこちでチューリップの展示やそれにまつわるイベントが実施される。まさにチューリップ尽くしの10日間だ。

「Canadian Tulip Festival」の開催は、第二次世界大戦中にあるオランダ王族が巻き込まれたトラブルに端を発する。当時、オランダ王女が戦火を逃れてイギリス自治領であるカナダに亡命していた。その王女がオタワで出産することになったのだが、「王位継承権はオランダ国内で産まれた者にのみ与える」という法律があったことから、カナダ政府が王女の入院していた病室を一時的にオランダ領とする特別措置を取った。戦後、オランダ政府はこの措置への感謝として10万株のチューリップの球根を贈ったほか、翌年以降も友好の証として毎年1万株の球根を贈ることに。そうした経緯を経て1953年にスタートしたのが「Canadian Tulip Festival」だ。街中がチューリップで埋め尽くされるこのイベント、現在は友好と平和の祝う祭典としてカナダ国民に親しまれているそう。

フェスティバルのメイン会場はコミッショナーズ・パーク、カナダ人アーティストによるチューリップを使ったアートワークが展示されるランズダウン・パーク、グルメツアーも楽しいバイワード・マーケット、チューリップトレイル・ウォーキングなど各種のアクティビティが行われるガーデンプロムナードの4カ所。期間中は1,000組以上のアーティストやパフォーマーがそれぞれパフォーマンスを繰り広げるほか、さまざまなアクティビティやアトラクションが催される。

カナディアン・チューリップ・フェスティバル
Canadian Tulip Festival
期間:2019年5月10日(金)〜20日(月)
https://tulipfestival.ca

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2. オタワの見どころ満載! アカデミックな観光を楽しめる。

パーラメント・ヒルと国会議事堂
Parliament Hill and Parliament Buildings

政府の主要機関が集まるパーラメント・ヒルと呼ばれる高台は、オタワ川を見下ろす絶好のロケーションにある。なかでもオタワのシンボルとして愛されているのが、美しいネオゴシック様式で知られる国会議事堂だ。ユネスコの世界文化遺産に指定されているリドー運河とオタワ川のほとりに建つこの建物は1859年から66年にかけて建設されたものの、1916年に火災で焼失。その後、22年に再建された。

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国会議事堂前の芝生広場は、市民の憩いの場。ここでピクニックを楽しむ人の姿も。

国会議事堂の見どころは、火災による焼失を免れ、竣工当時の姿を留める国会図書館、美しい水辺の街を一望する展望台が備わる高さ92mのピースタワー、1967年にカナダ建国100年を記念して点火された、広場中央にあるセンテニアル・フレームなど。随時開催されている議事堂内部のガイド付き見学ツアー(Centre Block Guided Tours、事前予約制)は、これらの見どころを見学できるほか、カナダの歴史に触れられるとあってツーリストに大人気。議事堂前にある観光案内所でチケットを入手し、ぜひツアーに参加してみよう。

ピースタワーでは、53の釣り鐘から成るカリヨン(組み鐘)の演奏も定期的に行われている。カナダ王室騎馬警察隊による衛兵交代式(6月末〜8月末、毎朝10時から)、夜のイルミネーションショーなどが行われる夏季が人気だが、「Canadian Tulip Festival」に合わせてチューリップの花壇が登場する春も観光におすすめ。朝から夜まで楽しめる国会議事堂は、入場、ツアーともに無料で楽しめる。

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毎朝10時から行われる衛兵交代式はサマーシーズン限定。

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街いちばんの高さを誇る、国会議事堂中央部のピースタワー。この景観を守るため、オタワではピースタワーより高い建物の建設は禁止されている。

パーラメント・ヒル
Parliament Hill
111 Wellington St. Ottawa ON K1A 0A6
tel: +1-613-992-4793
開)8:30〜18:00(ツアー催行時間は下記公式ウェブサイトで確認)
休)1/1、7/1、12/25
https://visit.parl.ca/index-e.html

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3. お土産も充実! 190年以上前から庶民の胃袋を支えるマーケット。

バイワード・マーケット
ByWard Market

1826年から続く庶民的なマーケットがバイワード・マーケット。リドー運河を建設したジョン・バイ中佐によって造られたことから、彼の名字をとってバイワードと名付けられた。オタワと命名される以前、バイタウンという街だった時代から市民の台所として親しまれてきたこちらは、生鮮食品や食材をはじめ、花、軽食、衣類までありとあらゆるショップが15ブロックにもわたって続いており、カナダ最大級の規模を誇る。

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生鮮食品や地元の手作り食材と並んで雑貨店やアートギャラリーも。

まずは煉瓦造りの屋内マーケット、バイワード・マーケット・スクエアへ。ここには100を超えるカフェ、レストラン、スイーツショップなどが店を構えており、5月から10月のシーズンにかけてはメープル農家によるメープルシロップの直売所も登場する。ツーリストでとりわけ賑わっているのは、オタワ発祥のスイーツ、「ビーバーテイルズ」の第1号店だ。バイワード・マーケット・スクエアの周辺には600もの店と250もの露店が連なり、1日かけても回りきれないほど。クリスマスと元日を除き、毎日営業しているのもうれしい。

マーケット周辺にはシックなファインダイニングやバー、ナイトクラブなどもあり、時間帯を問わず楽しめる。

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趣きのある煉瓦造りの建物がバイワード・マーケット・スクエア。何度か火災に見舞われたが、そのたびに建て直されて現在の姿に。

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季節のフルーツや花が勢揃い。なかには日本ではお目にかかれない野菜や食材も。

バイワード・マーケット
ByWard Market
267 Dalhousie St. #202 Ottawa, ON K1N 7E3
tel: +1-613-562-3325
営)9 :00〜17:00ごろ(天候により異なる)
休)1/1、12/25
http://byward-market.com

【関連記事】
春にカナダでしたい13のこと。INDEX
#1〜7:カナダ・バンクーバーの、春の楽しみ方。
#11〜13:オンタリオ州で春に行きたい場所、やりたいこと。

texte : RYOKO KURAISHI

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