教えて貴子先生! 美容医療入門 30代、いま美容医療を始めるなら、何から手をつけるべき?
Beauty 2021.10.28
消えないシミ、重力に逆らえないたるみ、深くなるシワ……セルフケアは大切だけど、美容医療という選択肢もあるのを知っていれば、もっと前向きになれる。クリニックビギナーのボーテスターがいま知りたいことを、貴子先生にクエスチョン!
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Q. 美容医療を始めるとやめられなくなるって、本当ですか?(青柳文子)
A. 美容皮膚科の治療は外科的な美容整形とは違うので、基本的にはやめればその時点で元の状態に戻るだけです。まれに、大量のヒアルロン酸注入を何年も続けて皮膚が伸びて緩んだり、感覚が麻痺してエスカレートしたりというケースもありますが、入れすぎなければ問題はなく、気に入らない時は溶かすことも可能。ハリのなさや小ジワ程度ならヒアルロン酸配合のスキンケアをまず試して。(貴子)
分子量の異なる5種のヒアルロン酸がシワに定着。美容医療発想の美容液。リプラスティ プロ フィラー コンセントレイト 50ml ¥46,200/ヘレナ ルビンスタイン
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Q. コストパフォーマンスが高くて、メンテナンスがいらず、ダウンタイムが少ない、気楽に始められる施術は何ですか?(青柳文子)
33歳、いまから始めるといい施術は何ですか?(佐々木 茜)
A. 美容医療の入門編として、年齢や肌質を問わず誰にとってもやったほうがいい、と推せる治療がライムライトというIPLです。色ムラや薄いシミ、赤みなど色のトラブルに効く光治療で、ターンオーバーを促す効果も。一度で得られるリターンは劇的ではありませんが、数カ月に一回を何年も継続している人は、どなたもキメ細かく均一な美肌をキープしています。痛みやダウンタイムも少なく、価格的にも試しやすく続けやすいはず。(貴子)
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Q. 人生の“美容医療スケジュール”を組むとしたら?(佐々木 茜)
A. 肌質や生活スタイルによって肌老化の現れ方も異なります。あくまで一般的なプランですが、30代はシミ、くすみ、ニキビ対策でIPLやピーリング。ゆるみ、シワが気になる40代はハイフや高周波で引き締め。たるみが進み、凹みや影が目立つ50代になったらフィラー注入を。
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Q. 何をしたらいいかわからないけど、興味があって受けてみたい。そういう予約の仕方はありですか?(とんだ林 蘭)
A. 「内容相談」で予約をしてください。初めての方には、体内の状態を調べる栄養採血をおすすめします。肌荒れや肥満、不調の根本原因は身体の中にあることが多く、足りない栄養素など、問題に気付くことが重要なので。
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松倉クリニック代官山
東京都渋谷区猿楽町16-15
代官山T-SITE GARDEN 5号棟2F
tel:03-3770-7900
診)10:00~19:00
休)水、日、お盆、年末年始
www.matsukura-daikanyama.tokyo
●初診料¥5,500
●ライムライト(フォトフェイシャル)¥33,000
●松倉式メディカル栄養療法¥22,000
ヘレナ ルビンスタイン 0120-469-222(フリーダイヤル)
*「フィガロジャポン」2021年11月号より抜粋
text: Eri Kataoka