
世田谷のネパール料理の名店、スパイスのセレクトショップをオープン。
暑い日が続く中、身体がカレーを求めている気がする編集YKです。なかなか外食も厳しいこの頃、夏バテ気味の今日の夕飯は何にしようか…と考えながら豪徳寺の商店街を歩いていたら、昨年オープンしたネパール料理の新名店「オールド ネパール トウキョウ」に張り紙がしてあるのを発見。
周囲のカレー好きも口を揃えて「おいしい!」と絶賛するこの店が、スパイスのセレクトショップをオープンした模様! その名も「スンニャ」。さっそく階段を上がります。そこには、「スパイスショップ」と聞いてイメージする場所とは違った、整然としてスタイリッシュな空間が広がっていました。
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スタイリッシュな異国情緒
窓からの光も美しい、白を基調とした店内。オーセンティックな棚が並び、スタイリッシュながらどこか異国情緒が漂う。
磨かれた真鍮の棚には、色もカタチも様々なスパイスが等間隔に並び、見ているだけでワクワクしてきます。
「オールド・ネパールでも使っている自社直輸入のスパイスもありますし、信頼できる業者から卸しているものもあります。自分たちが『これだ』と思ったものをセレクトして置いているんです」と語るのは、お店のオーナーの本田さん夫妻。「スパイスショップと言えば、大袋に入っているものを格安で、というイメージがあるかもしれません。でも、本当にいいスパイスはちょっとの量でも香りがぐっと引き立つもの」その言葉通り、お店には30gから50gといった少量のものを取り扱っています。
神戸のスリランカカレーの名店、カラピンチャとのコラボで生まれた「ツナ パハ」。¥864(50g、税込)
それぞれの商品説明には、スパイスの成分や効能だけに偏ることなく、スタッフの言葉で香りにフォーカスを当てた文章が添えられています。そのスパイスに合う料理も記されており、カレー以外にも振りかけてみたくなること間違いナシ。全ての商品にサンプルが用意されており、匂いや味を確かめていると、ついつい時間が経つのを忘れてしまいます。
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日常にスパイスを加えよう!
オールド ネパール トウキョウでも使用している「シーボ」の器。8/9から店舗限定で販売を開始する。詳しくはスンニャのInstagramから。
スパイスはもちろん、雑貨やアロマ、書籍にもご注目。オールド・ネパール・トウキョウで料理の提供に使っているシーボの器、トゥルシー茶、スパイスから精製した精油…。日常にちょっとしたスパイスのように取り入れたいものが、たくさん揃っているのです。
最近、どんな料理にも振りかけるほどハマっている「ティムルコチョップ」。\1,080(60g、税込)
まずはココナツオイルを熱したフライパンに、ひき肉とマッシュルームを強火でざっと炒めてガラムマサラを加え、上からパクチーを山盛りに。最後にティンムル(ネパール山椒)とトウガラシのふりかけ「ティムルコチョップ」を振りかければ、東南アジア風な肉炒めの完成です。
次の日の昼食はパクチー、ニンニク、ショウガ、ズッキーニ、青トウガラシ、シシトウをブレンダーでペーストにし、ガラムマサラとナンプラー、アーモンドミルクを加えてカンパチの切り身を煮込んだフィッシュグリーンカレー。これにもティムルコチョップがいいアクセントです!
夜は、ティンムルとシルティンムルを漬け込んだジンとウオッカで乾杯。オールド・ネパールで教わったレシピです。これぞ本当の#スパイス飲みかもしれません。ソーダ割も美味しいですし、ジャスミンティーやルイボスティーでお茶割にすれば爽やかな夏のアペロに最適です。
ここしばらくでアジアンな家庭料理を作りまくっている我が家、パクチーと青トウガラシ、ナンプラーの消費量が尋常ではありません、、、汗。
スパイシーなジェラートなども挑戦してみたいな、と思っていたり、妄想は尽きません。
次の「スパイス大作戦」は何を作ろうか、といまから計画を練っている次第でした。
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