Things to Do! 2020 やっぱりミュージカルにハマる！

『ウエスト・サイド・ストーリー』『イン・ザ・ハイツ』など、舞台からリブートされたミュージカル&音楽映画の話題作をキャッチ！

『ボヘミアン・ラプソディ』（2018年）ロスが続くなか、今年も音楽映画やミュージカルは期待作が目白押し。伝記ものとしては実写版『オズの魔法使』（1939年）のスター、ジュディ・ガーランドの晩年に焦点を当てたヒューマンドラマ『ジュディ 虹の彼方に』が筆頭。『シカゴ』（02年）で実力証明済みのレネー・ゼルウィガーが見事な歌唱を披露し、賞レースでも注目。歌唱力抜群の女優ジェニファー・ハドソンがアレサ・フランクリンを演じる『Respect』も製作中だ。

舞台の映画化やブロードウェイミュージカルの映画化も多数。『レ・ミゼラブル』（12年）のトム・フーパーの新作は日本でもおなじみの『キャッツ』。また、スティーヴン・スピルバーグは名作中の名作『ウエスト・サイド物語』（61年）をアンセル・エルゴート主演で再映画化する。『クレイジー・リッチ！』（18年）で名を馳せたジョン・M・チュウによる、移民が暮らすニューヨークのワシントンハイツが舞台の青春ドラマ『イン・ザ・ハイツ』も公開待機作。トニー賞4冠の名作がどうスクリーンに蘇るかが楽しみだ。ラップ、サルサ、ヒップホップなどがミックスされたサントラも期待できそう。

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1.『West Side Story』（原題）

ロミジュリが下敷きの名作。アカデミー賞10部門を制覇した1961年版を超えられるか？

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2.『キャッツ』

大ヒットミュージカルを『レ・ミゼラブル』のトム・フーパーが映画化。テイラー・スウィフト出演などでも話題。

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3.『ジュディ 虹の彼方に』

往年のスター、ジュディ・ガーランドの晩年、お騒がせセレブ化した心情に寄り添う。

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4.『イン・ザ・ハイツ』

『アリー/スター誕生』のアンソニー・ラモスやシンガーのレスリー・グレースらの共演に注目。

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5.『Respect』（原題）

アレサ・フランクリン本人が彼女を演じるにあたりお墨付きを与えたジェニファーの演技に期待。

Things to Do! 2020
世界はしてみたいコトであふれている。

いよいよ2020年。新しい年にやってみたいこと、目を向けてみたいことがたくさんある。トレンドがガラリと変わるファッションとメイク、新しい旅先や
おいしいレストランの発掘、部屋の模様替え、これから出合う本や映画……2020年という年を楽しみながら、好奇心のままに、まだ見ぬ世界への冒険へと繰り出そう。

 

『フィガロジャポン』2020年3月号より抜粋
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