俳優・松本穂香が語る、相葉雅紀の魅力とは?

Culture 2022.09.29

大スターであることを感じさせないのが魅力

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相葉さんが父親役を演じるイメージがなかったので、今回の撮影現場はとても新鮮でした。息子役の上原くんは映画の出演が初めてだったので、何度かテイクを重ねることもあったのですが、そのことを、相葉さんが「何度もごめんね」と私に気遣ってくださって。まさにお父さんであり、ジャニーズの先輩として現場にいらっしゃる姿が印象的でした。私の母が嵐の大ファンで、撮影中にチラッとそのお話をしたら、最近の嵐の話やいちばん忙しかった時のエピソードを聞かせてくださって……すごく贅沢な時間でした。オススメのお酒を教えてくれたり、私のプライベートの悩みを聞いてくださったり、大スターであることを感じさせないのが魅力です。普通の感覚を持ち続けていらっしゃるのは素敵だと思います。そして、やっぱり優しい!

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中田秀夫監督の作品は、じわりじわりと忍び寄ってくるような怖さがおもしろいし、何より監督自身がホラー好きで楽しんで撮っていらっしゃるのが大きいです。残念ながら、相葉さんとは恐怖シーンが別だったので、監督からどのような演出の指導を受けていたのかはわからないのですが、それ以外のシーンでは監督からの要望にさらりとこたえていらっしゃいました。再共演できるなら、ゾンビコメディ……とか? 相葉さんなら、チャーミングで、おもしろくて、怖いゾンビ映画が出来上がりそう!

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Honoka Matsumoto / 1997年、大阪府生まれ。2015年、短編映画『MY NAME』で女優デビュー。NHK連続テレビ小説「ひよっこ」など、テレビドラマ出演も多数。「この世界の片隅に」では、約3000人が参加したオーディションを勝ち抜き、主人公を射止めた。
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『“それ”がいる森』
田舎町でひとり、農業に励む淳一。ある日、元妻と東京で暮らしているはずの息子がひとりで訪ねてくる。しばらく一緒に暮らすことになるが、その頃、近くの森では不可解な怪奇現象が立て続けに発生。住民の不審死や失踪事件も相次いでいた。“それ”と呼ばれる得体の知れない何かがもたらす恐怖を描いたホラーエンターテインメント。
●監督/中田秀夫
●出演/相葉雅紀、松本穂香、上原剣心、江口のりこほか
● 2022年、日本映画
● 107分 
●配給/松竹
●9月30日より、全国にて公開
https://movies.shochiku.co.jp/soregairumori/
©2022「“それ”がいる森」製作委員会

9月20日発売のフィガロジャポン11月号では、相葉雅紀のファッションレポート6ページとともに、本インタビューを掲載しています。

*「フィガロジャポン」2022年11月号より抜粋

text: Yuka Kimbara

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