年末に振り返る、モナコ王国の双子。クロエからシナモロールまで!2025年の装い総まとめ。
Celebrity 2025.12.24
年末に振り返る、モナコ公室の双子の一年。美しい双子と話題なった2人も12月10日に11歳に。
2025年のジャック公子とガブリエラ公女は、年明けのニューイヤーポートレートから、地方訪問、公式行事、学校生活、そして年末のイベントまで、さまざまな場面に姿を見せた。
フォーマルな正装、クロエやドルチェ&ガッバーナのドレス、制服姿や防寒アウター、まさかのサンリオグッズまで。装いの変化とともに見えてきたのは、場面ごとの役割に合わせたスタイル選び。2025年の印象的なファッションをフィガロの記事とともに振り返る。
1月|ニューイヤーポートレート、クラシックなイブニングスタイル
1月、新年の挨拶とともに公開されたファミリーポートレート。ジャック公子とガブリエラ公女は、両親とともに正装で並んだ。
ジャック公子は、ブラックのスーツに同色のネクタイを合わせたクラシックなスタイル。装飾を抑えたシンプルな装いが、端正な印象を際立たせる。ガブリエラ公女は、ノースリーブのブラックドレスを着用。トップはスパンコールで装飾され、スカート部分はシフォン素材。ブラックを基調としながら、軽やかさと華やかさを備えた一着。
ブラック系の色調で揃えたファミリーの装いと、背後に広がるクリスマスツリーの装飾。2024年12月に撮影されたとみられる一枚が、祝祭の余韻を残しつつ、新しい一年の始まりを印象づける。
4月|地方訪問で揃えた、クラシックなコートスタイル
4月、ブルターニュ地方およびノルマンディー地方をファミリーで訪問。ジャック公子とガブリエラ公女は、両親とともに歴史的なロケーションに立ち、落ち着いた装いを披露した。
ジャック公子は、ブラックのフォーマルなスーツスタイル。シルエットと艶のある黒が全体を引き締め、年齢以上に端正な印象を与える。ガブリエラ公女は、ブラウン系のコートを軸に、ブラックを効かせたツートーンスタイル。シャルレーヌ公妃とトーンを揃えつつ、黒はジャック公子ともリンクさせ、色数を抑えたクラシックな装いにまとめた。地方訪問らしい実直さと、公室としての品格が、装いからも伝わるシーン。
モナコのシャルレーヌ公妃とアルベール大公、双子の子ども達がスーツ姿でブルターニュを訪問。
6月|ガーデンで映えた、クロエの白ワンピースとネイビーのスーツスタイル
6月、フランス大統領夫妻の公式訪問に合わせて行われたガーデンでのひとコマ。ジャック公子とガブリエラ公女は、母シャルレーヌ公妃、ブリジット・マクロン夫人とともに姿を見せた。
ガブリエラ公女が着用したのは、クロエの白いワンピース。シンプルなシルエットに、やわらかな素材感。装飾を抑えたデザインが、緑に囲まれたロケーションによく映える。きちんと感はありつつ、堅くなりすぎないバランス。ジャック公子は、ネイビーのスーツスタイル。端正な色使いで全体を引き締め、公式の場にふさわしい佇まいを見せた。隣に立つガブリエラ公女の軽やかな白が、より際立つ構図。
ナチュラルな背景に、ミニマルな配色。初夏の公式シーンらしい、静かで洗練された6月の装い。
クロエのドレスを身につけたモナコのガブリエラ公女、可愛すぎると話題に!
「ジャック公子は控えめ、ガブリエラ公女は......」モナコのアルベール2世、双子の性格について語る。
7月|公園の落成式は、ドルチェ&ガッバーナのドレスとトミーで夏らしい装い
7月9日に行われた「スクエア・プリンセス・ガブリエラ」の落成式。
ガブリエラ公女が着用したのは、ドルチェ&ガッバーナのフローラルドレス。軽やかな素材感と繊細なプリントが、自然に囲まれたロケーションに映える一着。一方のジャック公子は、トミー ヒルフィガーのホワイトポロシャツにデニムを合わせたカジュアルなスタイル。肩の力を抜いた装いながら、清潔感のある配色で公の場にもなじむ。
モナコのガブリエラ公女、自身の名前を冠した公園の落成式に登場!
9月|ラブブが話題になった新学期の制服姿
3枚目:リュックの写真 → Swipe
9月、新学期の始まりに合わせて公開された登校シーン。ジャック公子とガブリエラ公女は、そろって学校へ向かう姿を見せた。
二人とも赤のポロシャツを着用したスクールスタイル。ナイロンのバックパックを合わせ、動きやすさを意識した装い。ジャック公子は、子どもたちに人気のゲームROBLOXのリュックを愛用。ガブリエラ公女のバッグにつけられたチャームがラブブであることが話題になったが、実はリュックはサンリオのシナモロールをセレクト。それぞれの趣向がさりげなく表れている。公務とは異なる、素の表情が垣間見える新学期スタイル。
カバンにはラブブも! モナコ公国のジャック公子とガブリエラ公女10歳、夏休みを終えて登校する姿が話題に!
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11月|建国記念日の赤をリンクさせた正装
11月の建国記念日に合わせて公開された公式カット。ジャック公子とガブリエラ公女は、モナコ公室を象徴する装いで並んだ。
ジャック公子は、伝統的な正装に身を包んで登場。深いネイビーを基調に、赤とブルーのディテールが映え、全体を引き締めている。ガブリエラ公女は、鮮やかな赤のコートドレスを着用。シンプルなシルエットに、同色のシューズとヘッドアクセサリーを合わせ、式典らしい華やかさを添える。赤をリンクさせた配色が、二人のコントラストを際立たせる。
12月|クリスマスビレッジでの、防寒アウターの日常スタイル
12月、モナコ港で行われたクリスマスビレッジの公式オープニングに家族で登場。
ジャック公子とガブリエラ公女は、夜の屋外イベントに合わせた防寒スタイルを披露した。ジャック公子は、モカ系のカラーのフード付きのコートに足元はスニーカーからラフな装い。ガブリエラ公女は、レオパードのファーコートにデニムを合わせたカジュアルスタイル。冬らしい素材感が、ナイトイベントの華やかなイルミネーションに映える。
12月|11歳の誕生日ポートレートはオフホワイトで
12月10日に11歳の誕生日を迎えたモナコ公室の双子、ジャック公子とガブリエラ公女。最新のポートレートで披露したのは、オフホワイトのワントーンで統一した洗練のリンクコーデ。
公子の柔らかなセーターに対し、公女はモダンなメッシュのノースリーブを。色による一体感を残しながらも、素材選びや表情からは、それぞれの個性が見えてくる。双子らしい親密さと、成長を感じさせる一枚。
年末に双子の一年を振り返ると、公式行事でのフォーマルな装いにも、少しずつ変化の兆しが見えてくる。子どもらしさを残しながら、シックなスタイルを取り入れる場面も増えてきた2025年。
今年はプライベートでの嗜好も垣間見えるなか、それぞれの個性がさらに表れていきそうな次の一年。
どんな装いで公の場に立つのか、その変化にも注目したい。
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text: madame FIGARO japon photography:best image/Aflo




