【ともさかりえ】カルティエ、ヴァン クリーフ&アーペル、名作ジュエリーの物語。
Jewelry 2025.11.19
出合った瞬間に心を躍らせるときめき、ともに重ねた時間、そして、いまの自分に寄り添う大切な存在。愛すべきジュエリーとの物語を審美眼を持つ5人が語る。
ともさかりえ
女優

12歳でデビューして以来、多くのドラマ、映画、舞台で活躍。現在は、トータルビューティブランドneutrialやアパレルブランドMY WEAKNESSをプロデュースするなど、多岐にわたって活動を続けている。
@rie_tomosaka_official
「手元に宿る、ホワイトゴールドの清らかな輝き」

「長年ホワイトゴールド派の私。数年前、装飾性に惹かれてヴァン クリーフ&アーペルのペルレのリングを購入した際も、ホワイトゴールドを選びました。ちょうどその頃、シンプルなデザインでどんな服にも合わせやすいロレックスのオイスター パーペチュアルも手に入れたので、若い頃からサムリングとして愛用しているカルティエのヌーベルバーグと合わせて、白系で統一したい時によく身に着けています」。
ウォッチ、リング/本人私物 カーディガン¥426,800、スカート¥368,500/ともにジル サンダー(ジルサンダージャパン) カットソー、シューズ、タイツ/スタイリスト私物
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「いまの私にしっくりくる、ゴールドのバランス」
私のジュエリーのなかで、最も長く寄り添ってくれているのは、カルティエの指輪「ヌーベルバーグ」。20歳前後、仕事で訪れた南仏ニースで、ふと立ち寄ったブティックで出合いました。ジュエリーの知識もないまま、心の導きに任せて手にした一本。振り返れば、ジュエラーでの初めての買い物という、ささやかながら特別な記念でもありました。
その後、私の意識はジュエリーから離れ、子育ての時期へ。"モノより経験を"と気持ちが向いていたこともあり、ジュエリーと少し距離を置いていました。子育てが一段落して、ようやくファッションを楽しみたいという気持ちが湧き、ジュエリーにも気持ちが向くようになりました。
若い頃は、とにかくシンプルなものが好みでしたが、50代が見えてきたいまは、装飾性のあるデザインに強く惹かれます。母から「年齢を重ねるほど、華やかなデザインのほうが似合う」と言われたことがあり、その言葉にいまでは深く共感しています。
ミキモト×コム デ ギャルソンのネックレスやヴァン クリーフ&アーペルのブレスレットは夫から贈られたもので、私自身なら選ばなかったアイテム。思っていたほど華美にはならず、カジュアルで落ち着いた色が多い私の装いに、ほどよいアクセントとして活躍しています。

「カルティエのベニュワールは、発売当初からその可愛らしさに心を奪われ、いつか迎えたいとご縁を待ち続けていた時計です。一方、ヴァン クリーフ&アーペルのアルハンブラのブレスレットは、ベニュワールに合うようにと、夫がプレゼントしてくれたもの。それぞれ片腕に着けたり、その日の気分で時計だけ、またはブレスレットだけを楽しんだりと、気ままにコーディネートを楽しんでいます」。
ウォッチ、ブレスレット/本人私物 ニット¥294,800/ジル サンダー(ジルサンダージャパン)
かつては苦手意識のあったイエローゴールドも、いまでは気になる存在。カルティエの時計ベニュワールを目にした瞬間、胸が高鳴りました。「なんて可愛いんだろう」―その一目惚れの衝撃に導かれるように、先日の誕生日、自分への贈り物として迎えました。
すべてを手に入れられるわけではありませんし、人が身に着けて素敵だと思っても、自分が着けると印象が違うこともあるため、よく吟味して選んできました。ある程度、自分のスタイルが定まってからジュエリーを手にするようになったことで、いまの自分にフィットするものを選べているのだと思います。
日々を鮮やかに彩ってくれるジュエリーたちが、これからも私のおしゃれを支える心強い味方でいてくれるはずです。

「パールは上品でコンサバティブな印象があり、持っていても、日常的に身に着けることはあまりありませんでした。ですが、ミキモト×コム デ ギャルソンのネックレスはチェーンとの組み合わせがモードな雰囲気を生み出していて、とても気に入っています。最近はニットに合わせることが多いです」。
ネックレス/本人私物 ニット¥272,800、デニム¥173,800/ともにジル サンダー(ジルサンダージャパン)










ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク
0120-10-1906(フリーダイヤル)
https://www.vancleefarpels.com/jp
カルティエ カスタマー サービスセンター
0120-1847-00(フリーダイヤル)
https://www.cartier.jp/
ジルサンダージャパン
0120-919-256(フリーダイヤル)
https://www.jilsander.com/ja-jp/
日本ロレックス
0120-929-570
https://www.rolex.com/ja
ミキモト カスタマーズ・サービスセンター
0120-868-254(フリーダイヤル)
https://www.mikimoto.com/jp_jp/
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photography: Keita Goto(W) styling: Naomi Shimizu hair & makeup: Kazuki Kita(Permanent) editing: Aya Sasaki









