ティケハウ島、ピンクサンドの海の優しい色合いに癒やされて。【タヒチの島々】
Travel 2025.02.10
Tikehau
【 ティケハウ島 】
真っ青で広大なランギロア環礁の先に、また環礁が見えてくる。上空から見た形が"白とピンクの王冠"ともいわれるティケハウ島だ。アクアマリンのように透明な海と、赤い珊瑚が砕けて混じるコーラルピンクの砂浜のコントラスト。そんな優しい色合いのラグーンを、手つかずのモツ(小島)が囲んでいる。
のどかなトゥヘラヘラ村の桟橋からボートに乗り込み、リゾートへ。小さな島々の中にふと現れる隠れ家では、空と海の移り変わる様子をのんびり眺める贅沢を。時折降る雨が虹をもたらし、山がないのであっという間に雲が流れて晴れ間になる。波の音さえしない穏やかな海の中は魚たちの楽園。ここにいるだけで、心も身体もゆるりとほどけていくよう。行けばわかる。きっと大好きな島になる。
Le Tikehau by Pearl Resorts
ル・ティケハウ・バイ・パール・リゾーツ
大人の隠れ家で、美しい海の恵みを満喫する。
2001年に開業した島唯一のリゾートホテルが改装し、2024年10月にリオープン。トゥヘラヘラ村からボートで北東に向かい10分もするとその姿が見えてくる。伝統的なフレンチポリネシア様式にシンプルモダンなデザインが加わり、大人が長期滞在したくなる魅力にあふれていた。
泊まるなら、サンセットが美しいビーチバンガローも素敵だが、部屋の真下がシュノーケリングのベストスポットになっているプレミアム水上バンガローがおすすめ。
レストランはひとつだが、ゲストを飽きさせないよう、日替わりのディナーメニューを用意。自慢はもちろんシーフード料理。
ポップなインテリアのティアノア・バーには、ミクソロジストが在籍。軽食もオーダーできる。
滞在中、1日はボートでラグーンに出かけよう。モツピクニックや魚釣り、バードアイランドへ。ダイビングをすれば、マンタやバラクーダ、マグロの群れなど大物と出合うかもしれない。
リゾートに戻れば、また心地よい静けさに包まれる。フランス人マダムが一人旅を満喫する姿も、カップルのロマンティックな滞在も、肩の力が抜けたリラクシングなムード。"ちょうどいい贅沢感"と、ローカルスタッフの温かなもてなしが旅慣れた人たちの心をくすぐる。今後、よりプライベート感が増す離れにロイヤルヴィラ1棟が新築される予定とか。これもまた楽しみだ。
Le Tikehau by Pearl Resorts
ル・ティケハウ・バイ・パール・リゾーツ
B.P. 20, 98778 Tikehau
tel: 40-96-23-00
全33室 バスタブ付き8室
料)水上バンガロー68,755CFP~、プレミアム水上バンガロー、ビーチバンガロー80,070CFP~、水上スイート101,828CFP~(4/1から宿泊可能) 朝食込み
https://www.letikehau.com/
Poreho Restaurant
ポレホ・レストラン
営)朝食7:00~10:00L.O.、ランチ12:00~14:00L.O、スナック14:00~16:00L.O、タパス16:00~20:00L.O.、ディナー18:30~20:45L.O.
Tianoa Bar
ティアノア・バー
営)18:00~21:30L.O.
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Ninamu Resort
ニナム・リゾート
アウトドア好きが愛する、野趣あふれる宿。
オーストラリア人のサーファーがオーナーで、珊瑚や貝を使った壁や屋外にリビングやバスルームがあるなど、自然と一体化した8棟10部屋が並ぶ小さなリゾート。ひとつとして同じ造りの部屋はなく、3食が含まれるのが特徴だ。
数百もの魚が生息するビーチで泳いでもよし、ダイビングやエクスカーションに行くのもよし。ラフなスタイルで、思う存分海を楽しむ基地にして。
Ninamu Resort
ニナム・リゾート
B.P. 37, Motu Tevararo, 98778 Tikehau
tel: 87-71-00-37
全10室 シャワーのみ
料)ウォーターフロントバンガロー1名45,000CFP~ 3食込み
https://motuninamu.com/
Access
タヒチ島からティケハウ島まで飛行機で約55分。ランギロア島から約20分。
●1CFP(フレンチパシフィックフラン)=約1.35円(2025年2月現在)
●日本から電話をかける場合、タヒチの国番号689の後に掲載表記どおりダイヤル。現地では掲載表記どおりにダイヤルしてください。
●ホテルの宿泊料金は、曜日や季節によって異なる場合があります。また、税・サービス料の有無はホテルによって異なります。
●掲載店の営業時間、定休日、商品、料理、サービスの価格などは、取材時から変更になる可能性もあります。ご了承ください。
photography: Akemi Kurosaka collaboration: Air Tahiti Nui, Tahiti Tourisme