今年は秋刀魚が豊漁。脂が乗っていて形もよいようです。ここ数年はすっかり高級魚になってしまった感がありましたが、この秋は秋刀魚が食卓に上る機会が多くなりそう。まずは塩焼きで楽しんだら、いつもと目先を変えた料理を作ってみませんか。こんがり焼いた秋刀魚を乗せて、ミニトマト、ケッパー、オリーブを加えた炊き込みごはんにしてみました。ワインが進む味になるのは言うまでもありません。

今回は洋風に仕上げましたが、塩焼きでも醤油味でも、秋刀魚はワインによく合う魚です。スダチを絞るイメージですっきりした白ワインを合わせてもいいですし、赤ワインを合わせると、ワタの風味や旨味が広がります。秋の味覚の代表格、ワインを合わせるとますます楽しくなります。

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★秋刀魚の洋風炊き込みご飯★

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【材料】(2人分)
秋刀魚 1尾
米 1合半
ニンニク 1かけ
ミニトマト 6〜8個
塩漬けケッパー 小さじ2
黒オリーブ 5〜6個
イタリアンパセリ
塩、コショウ
オリーブオイル、レモン

【作り方】
⒈ 秋刀魚は魚焼きグリル、フライパンなどで塩焼きにする。半割にしたニンニクも焼いておく。
⒉ 米は研いでザルにあげ、30分置く。
⒊ 鍋、または炊飯器に米、水(通常の水加減でよい)、1のニンニク、塩漬けケッパー、ミニトマトを加えて炊飯する。*塩漬けケッパーがない場合には、塩小さじ1/2を加える。

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塩漬けケッパーは洗わずに塩つきのまま入れる。

⒋ 炊き上がったら、1の秋刀魚を半分に切ったものを乗せて10分蒸らす。

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炊き上がったところに秋刀魚を加えて蒸らす。茗荷や青ジソを加えるのもおすすめ。

5. 秋刀魚を取り出し、頭、尾、骨を取り除き、ほぐす。
6. ほぐした秋刀魚、刻んだ黒オリーブ、みじん切りのパセリを加え混ぜ、塩、コショウで味をととのえる。うつわに盛り、オリーブオイルを回しかけ、レモンを絞っていただく。

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コート・デュ・ローヌの「タンタマール」。しなやかで透明感のある果実味が秋刀魚にぴったり。

【こちらのレシピはいかが?】

フランス料理とワインを愛する料理家。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。2015年にフランス農事功労章を叙勲。著書に『ma cuisine おいしさの引き出し方』などがある。instagramは@8yukiko76hirano  料理教室cuisine et vin主宰。http://www.yukikohirano.com
愛猫クミンの様子は別のInstagramから@cumin_chatnoir

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