いま京都でしたい、11のこと。其の11 暮らすように、京の町家にステイ。

Travel 2019.01.30

偏愛リピーターにとって、暮らすように過ごす京都の旅は憧れ。そんな夢を叶えてくれる、町家をリノベーションした宿がここ数年、急増中だ。なかでもいま選ぶべきは、名建築家と人気デザイナーがタッグを組んだクリエイティブでセンスのいい宿。

クリエイターが手がけた宿で、京暮らし。

京の温所 釜座二条

旅仲間である建築家の中村好文とミナ ペルホネンの皆川明が、それぞれ設計とディレクションをした宿が完成。いずれは住宅として活用することを視野に入れているため、キッチンや収納も完備し、まさに暮らすように過ごす京都時間を叶えてくれる。初めての滞在でもほっと寛げるのは、ダイニングテーブル、階段の手すり、浴槽など、角を減らした曲線使いにある。バッハの幅允孝が選書したライブラリーや、そこここにちりばめられたミナ ペルホネンのファブリック、皆川セレクトのアートピースが、柔らかな空間に彩りを添えている。

01-machiya-kamanzanijo-kyoto-190122.jpg

およそ築150年の京町家を改装。チェックインの際に設定する暗証番号を入れると、扉が開く。

京の温所 釜座二条
きょうのおんどころ かまんざにじょう

京都市中京区釜座通二条下ル上松屋町690-2
0120-307-056(フリーダイヤル)
全1室の一棟貸し バスタブ付き 朝食なし 1名¥32,400~(1室2名利用時)、1名¥23,760~(1室4名利用時)
www.kyo-ondokoro.kyoto/facility/kamanza-nijo.html

【関連記事】
其の1. あの現代アートを観に、祇園へ急げ!
其の2. 京の老舗が魅せる、新たな香りの世界へ。
其の3. 京都のギャラリーで、美しいうつわを探そう。
其の4. 京のスタンドで見つけた、和菓子の新ペアリング。
其の5. 自分だけのノートで、 京の貼り技を学ぶ。
其の6. 鴨川を眺めながらピクニック。
其の7. 料亭の味を、京都からお持ち帰り。
其の8. 全国の名店が仕入れる、噂のパン屋を訪ねて京都へ。
其の9. ノスタルジック感は京都ゆえ、レトロなコーヒー店。
其の10. 日本のものづくりに着目した、新たな道具店が京都に登場。

※『フィガロジャポン』12月号より抜粋

photos:EDDY OMURA

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest

フィガロワインクラブ
Business with Attitude
キーワード別、2024年春夏ストリートスナップまとめ。
連載-パリジェンヌファイル

BRAND SPECIAL

Ranking

Find More Stories