AZの数秘術で知る、人と人のいい関係性。

Culture 2023.06.28

アフターコロナの解放感に沸く一方で、久々の対人関係に息切れしたり、戸惑いやストレスを覚えている人も多いだろう。数字が持つエネルギーを読み解き、そのパワーを生かす数秘術を通じて、自分らしく生きるヒントや、人とのいい距離感をAZが伝授。


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AZ/アズ
パリコレ出演歴もあるモデルとして活躍後、数秘術に開眼。旅する占い師として国内外を旅しながら、SNSなどで発信。YouTube「AZチャンネル」では、運勢や自分らしい生き方についてライブ配信。占いを取り入れたライフスタイルブランド、ATOZのプロデュースも手がける。

「数秘術は1から9までの数字で運命や運勢を見ます。数字にはそれぞれ意味があり、2023年は『7』にあたる年。“本質”や“本物”がキーワードになる年です」とAZは言う。

数秘術とは、古代ユダヤを発祥とするカバラの智慧をもとにした占術で、生年月日を1桁ずつ足して算出する「運命数」でパーソナルな運勢を診断できるほか、西暦から算出した数字で時代を読み解くこともできる。2023年は2+0+2+3=「7」となる。コロナが終息に向かい、社会が大きく変容しているいま、私たちはどのような年の真っただ中にいるのか? AZが解説する。

「『7』が示すのは、追求・本物志向・本質。新しいアイデアから何かをスタートさせたり拡張していくよりも、振り返っていまあるものをさらに磨き上げ、本質を見つめる時期。物事の“まとめ”に入っていく年だと考えるといいでしょう。『7』は内省する、深く省みるといった意味も持ちます。たとえばコロナ禍で、転職したい、引越ししたい、離婚したい、起業したい……など生活でふと感じた違和感や迷い、やりたいことがあったとしたら、その感覚を見過ごさないでほしいのです。元の生活に戻ったどさくさに紛れて『まぁいっか』と流したり封印するのではなく、思ったことを深く掘り下げたり、行動に移すことも考えて。新しいことでも、以前から温めていたアイデアなら行動に移すべき時です」

23年の後半は、人間関係にどんな傾向が?

「今年は人間関係を広く浅く広げるというより、自分にとって本当に大事な人と深く繋がっていく時期。『7』には自分を見つめる、という意味があります。アフターコロナでこれから外に出ていこう!という時に矛盾を感じるかもしれませんが、いまこそ他人とのいい距離感を見つけたり、自分にとって大事な人は誰なのか、冷静に見極めていきましょう。付き合いがそぎ落とされていき、面倒な人間関係からも解放されるはずです」

大人数の飲み会やイベントに義務感で行くよりも、大切な友人や家族とおいしいものを食べたり、趣味の集まりへ足を運ぶ。“誰”と“何”をするか、これからの人間関係はより本質的なフェーズに入っていきそうだ。

「SNSでのコミュニケーションは、共通の趣味を持つ人や本当に繋がりたい人と繋がれるツールとして活用するといいですね。“好きな人”と生きていく──互いに心地いいと思える関係が築けるかどうか、それが今後の人生の幸せに関わってきます」とAZ。

そこで知りたいのが「自分」。自分はどんな人間関係を望むのか、どう生きていくと心地いいのか──自身の才能や運命を読み解くための「運命数」をまずはチェック。さらに、仕事運を見る鍵となる「過去数」も調べてみて。ともに生年月日から算出できる(下記参照)。「運命数」や「過去数」は自分が人生とともに歩んでいく数字。数秘術を通じて、自分のパーソナリティを知っておくことで、他人との人間関係はもちろん、自分自身とうまく向き合うヒントもきっともらえるはず。

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自分の運命数

自分の運命数は、生年月日の中にある数をすべてバラバラにし、1桁になるまで足し算した数字。計算途中で、11 、22 、33のゾロ目の2桁になった場合は、それを運命数として考えます。

(例)1987年2月19日生まれの場合
1+9+8+7+2+1+9=37 → 3+7=10 → 1+0=1 → 運命数1

仕事運を見る過去数

自分の過去数は、生年月日の日にちの数をバラバラにし、足し算した数字。11日、22日生まれ、もしくは計算途中で11 、22のゾロ目の2桁になった場合は、それを過去数として考えます。

(例)1987年2月19日生まれの場合
1+9=10 → 1+0=1 → 過去数1

【運命数と過去数】

>>運命数と過去数1

>>運命数と過去数2

>>運命数と過去数3

>>運命数と過去数4

>>運命数と過去数5

>>運命数と過去数6

>>運命数と過去数7

>>運命数と過去数8

>>運命数と過去数9

>>運命数と過去数11

>>運命数と過去数22

>>運命数と過去数33

*「フィガロジャポン」2023年8月号より抜粋
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text: Naho Sasaki illustration: Haruna Kawai

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