【フィガロジャポン35周年企画】 5人のファッションデザイナーが、芸術性が育まれた子ども時代を語る。
Fashion 2025.11.26

アールドゥヴィーヴルへの招待 vol.4
2025年、創刊35周年を迎えたフィガロジャポン。モード、カルチャー、ライフスタイルを軸に、豊かに自由に人生を謳歌するパリジェンヌたちの知恵と工夫を伝え続けてきました。その結晶ともいえるフランスの美学を、さまざまな視点からお届けします。
どんな環境で育ち、母親はどんなスタイルの持ち主で、父親からはどんな影響を受けたのかーー。5人のファッションデザイナーが家族写真とともに、芸術性が育まれた子ども時代を語る。
アウトローであることを、不利に感じたことはない。
Guillaume Henry/ギョーム・アンリ
パトゥ アーティスティック・ディレクター
1978年生まれ。美術学校卒業後、モード大学院で学び、ジバンシィ、ポールカで経験を積む。2009年、カルヴェンでブランドイメージを一新し話題に。15年にニナリッチ、18年より現職。
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エレガントな母と、スポーティな父との田舎暮らし。
Marine Serre/マリーン・セル
マリーン・セル デザイナー
1991年生まれ。ベルギーのラ・カンブル国立美術学校在学中からメゾン マルジェラなどで経験を積み、2016年にバレンシアガのデザインチームに参加。自身のブランドも立ち上げる。写真は愛犬ソマと。
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祖母ふたりから美しいものを愛する気持ちを学んだ。
Jeanne Friot/ジャンヌ・フリオ
ジャンヌ・フリオ デザイナー
スタイリストやアートディレクター、音楽グループのビジュアル制作などに携わった後、フランスファッション学院で学び、バレンシアガでインターンを経験。2020年、自身のブランドを設立。
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家中が服だらけ! 恵まれた環境でモードの道へ。
Camille Miceli/カミーユ・ミチェリ
プッチ アーティスティック・ディレクター
1990年からシャネルの広報を務め、97年よりルイ・ヴィトンで広報、後にジュエリーデザインを手がける。2009年、ディオールに移るが14年にルイ・ヴィトンに戻り、21年より現職。
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アウトローであることを、不利に感じたことはない。
Olivier Saillard/オリヴィエ・サイヤール
ジェイエムウエストン
アーティスティック・イメージ&カルチャー・ディレクター
1995年からマルセイユのファッション美術館で学芸員を務めた後、パリ装飾美術館のファッションキュレーターに。2010年、ガリエラ宮モード美術館の館長に就任。18年より現職。
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*「フィガロジャポン」2025年9月号より抜粋
photography: Ecoute Chérie (Jeanne Friot), Olivier Hadlee Pearch (Camille Miceli) text: Marion Dupuis (Madame Figaro)










