アイシャドウがうまく塗れません!【さや姉のお悩み相談室vol.8】
Beauty 2024.12.23
美容担当歴25年以上になるフィガロ編集部エディター、加藤さやかこと、さや姉が基本辛口にてお答えする美と健康のお悩み相談室。第8回目のお悩みは?
さや姉の美容遍歴>>Episode.0 Episode.1
アイシャドウがうまく塗れません!
今日のお悩み
メイクは好きなのですが、アイシャドウが似合わなくて、パレットとかどう使っていいのかわかりません。(30代 会社員)
さや姉からのアンサー
メイク=アイシャドウを塗らなきゃいけない、なんてことはないんですが、いろんな色をつけこなせたら楽しいですよね。というか、メイクは失敗したらクレンジングで落とせば済むので、何色でもトライすればいいと思うんです。気になる色を買って、失敗すると面倒な朝ではなく夜に試してみる。つけると発色が強いから筆でつけたらどうかな、目頭にパール重ねてみようかな、とかとか、あれこれやってるうちに自分のものになっていく。似合うかどうかではなく似合うためにはどうするか、です。
しかし、自由でいいと言われると、どうしていいかわからない真面目な日本人。まぶたのどこに何色をどう使うか考えられている国産のブラウン系パレットで一度基礎を覚えることから始めてみては。基本のお作法を覚えれば応用が利くのはメイクも一緒。なんでも最初から上手にできるわけないのだから、とにかく試して楽しむべし。
Beauty Tips
ルナソルの鉄板ブラウン系パレットをひとつ。
長年、アイシャドウの"ベーシック"として不動の地位を築いているルナソルのブラウン系パレット。服でいうトレンチコートみたいな存在だから、実はメイク上級者も愛用する逸品なんです。
まぶたに自然な陰影と光による立体感を与える組み合わせ。ルナソル アイカラレーション 15 ¥6,820/カネボウ化粧品
右上のベージュを太チップでアイホール全体に広げ、右下のブラウンを細チップで目のキワに。左上のパールはブラシでアイホールに重ね、左下のゴールドを太チップでキワに重ねる。という基礎を覚えたら、ブラウンをアイラインのように細く使ったり、パール感を強めたり弱めたり、もちろん下まぶたにも使って。これで自分の目元の特性がわかれば、他のどんな色のパレットも自由自在に楽しめるはず。
Profile
加藤さやか
Illustration: Chiharu Nakamura