【家のみワイン】どんな食事にも、マイ"ハウスワイン" 。

Gourmet 2024.12.26

ジャンニテッサーリ
シャルドネ 2023

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750ml ¥2,750/アズマコーポレーション

ヴェネトのシャルドネを使い、しっかりした果実味にほどよく樽の利いたワイン。きれいな酸で引き締まる心地のいい後味。「短期バリック(小樽)熟成による嫌味のない味わいで安定感抜群。料理も人も、シーンも選ばない万能な北イタリアのシャルドネで重宝する」
選者|谷 宏美(ワインライター)


ドメーヌ長谷
フクイハラ クレレ M.V.

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750ml ¥2,750/ドメーヌ長谷

複数年のキュヴェを合わせたマルチヴィンテージの赤ワインのような濃いロゼ。長野県福井原地域のシャルドネ、自社農園のマスカット・ベーリーA、ツヴァイゲルトレーベ、ピノ・ノワールなどをブレンド。「麺つゆ味、きんぴら、お浸しなど、驚くほど日本の食卓に寄り添ってくれる」
選者|武石知桂(ボトルショップ アンケヴィーノ! オーナー)


プレンタ・エステート
シャルドネ

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750ml ¥3,080/ベリーブラザーズ&ラッド

マスター・オブ・ワインが「アルゼンチンの造り手のひとりによる際立ったバリューを持つワイン」と絶賛するメンドーサ産の白。家族経営のブティックワイナリー。「収穫時期や熟成方法が異なる原酒をブレンドするという手間暇かけたワイン。バランスのよさが秀逸」
選者|谷 宏美(ワインライター)


カズ・ワイン
カズ・マックス・ロゼ 2022

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3,000ml ¥8,800/スワイライフ ワインショップ

醸造家、藤巻一臣によるブランド。デイリーに楽しめるようスペインで製造される箱ワインは、シールを貼ってカスタマイズ。「箱ワインの概念を変えるおいしさでコスパ最高。もちろんナチュラルで、ぐびぐび飲めます。料理は特にエスニック、中華、和食に」
選者|平野由希子(料理家)


グレイスワイン
グレイス甲州 2023

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750ml ¥3,500(編集部調べ)/中央葡萄酒

日本の固有品種である甲州を世界に知らしめた山梨県勝沼にあるワイナリーの代表的な一本。標高400m以上のブドウにこだわって造られている。「柑橘の香りが豊かで料理の和洋を問わず、鍋料理にも相性抜群。スクリューキャップなのもデイリー使いにはいい」
選者|山本麻衣花(マンダリン オリエンタル 東京 ソムリエ)


セイエル・ノウメス
エスノウ ロゼ 2023

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750ml ¥2,750/BMO

ブドウ畑は地中海からたった5km内陸に入った所にある。地ブドウのスモイとガルナッチャのブレンド。塩味ののった味わいが魅力のロゼ。「あまりに魚介に合うのでニューカレドニア旅行の時、日本から持っていったほど!天使のエビとの相性はパーフェクトでした」
選者|フィガロワインクラブ部長MA


クラレンス・ディロン
クラレンドル・ロゼ

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750ml ¥2,750/エノテカ

ボルドー5大シャトーの一角、シャトー・オー・ブリオンの醸造チームが手がけるロゼ。メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン・ブラン、カベルネ・フランをブレンド。「ボトルも注いだ時の色合いも上品で華やか。食事は何にでも合わせやすく、おいなりさんや海苔巻きなどとも相性がいい」
選者|安齋喜美子(ワイン&フードジャーナリスト)


ファミーユ・ヒューゲル
ジョンティ・ヒューゲル 2022

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750ml ¥2,860/ジェロボーム

ゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリ、リースリング、ミュスカなど6品種を組み合わせ、ブレンドしたアルザスの白。「単一品種で造ったワインはピンポイントで料理を選びがち。多くの品種をブレンドしたり混醸したワインなら、どこかしらで接点が合い、料理を選びません」
選者|柳 忠之(ワインジャーナリスト)


フィリップ・エ・シルヴァン・ラヴィエ
ヴァン ド サヴォワ アビーム 2023

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750ml ¥2,420/アズマコーポレーション

仏・サヴォワ地方のジャケールという品種100%の珍しい白ワイン。青リンゴやグレープフルーツのような清々しい香りで、酸がしっかりしてシャープ。透き通るようなミネラル感を持つ。「アルプスの雪解け水のような清らかなワインが、ずっとこの価格だなんて!」
選者|谷 宏美(ワインライター)

●アンケート回答者(五十音順・敬称略)
浅妻千映子(フードジャーナリスト) 安齋喜美子(ワイン&フードジャーナリスト) 武石知桂(ボトルショップ アンケヴィーノ! オーナー) 谷 宏美(ワインライター) ちづかみゆき(料理家) 平野由希子(料理家) 宮嶋 勲(ジャーナリスト) 柳 忠之(ワインジャーナリスト) 山本麻衣花(マンダリン オリエンタル 東京 ソムリエ) フィガロワインクラブ部長MA、副部長YK、編集SK

問い合わせ先:
アズマコーポレーション
03-5275-3333
https://azumacorp.jp/

エノテカ
0120-81-3634(フリーダイヤル)
https://www.enoteca.co.jp/

ジェロボーム
https://www.jeroboam.co.jp/

スワイライフ ワインショップ
https://wine.swailife.com/

中央葡萄酒
https://www.grace-wine.com/

ドメーヌ長谷
https://domainehase-hikarufarm.com/

BMO
03-5459-4334
https://www.naturalwine.jp/

ベリー・ブラザーズ&ラッド
03-3518-6730
https://bbr.co.jp/

※ワインボトルは、写真のヴィンテージと紹介する銘柄が異なる場合があります。

【合わせて読みたい】

*「フィガロジャポン」2025年2月号より抜粋

text: Chieko Asazuma

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