
シンガポール応援隊ブログ その5
シンガポール動物園、世界一かも!!
こんにちは、編集KIMです。
シンガポール出張の際、動物園を訪れました。いやあ、素晴らしい体験でした! 街の中心からは少し離れますが、東南アジアならではのジャングル感があります。シンガポール・ズー、リバー・サファリ、ナイト・サファリの3つをまとめて「シンガポール動物園」という、広大な自然のエンターテインメントです。
世界一かも!と語りきれるほど、各国のあまたの動物園に行っているワケではないのですが、この園では動物との距離感が本当に近くて生態が体感できます。
今回、シンガポール動物園であらためて感じたのは、立地する場所の気候をどう操って見せるか、が動物園の魅力の鍵となる、ということでした。
話を聞いてみると、オラウータンのような霊長類ヒト科の動物が人気のシンガポール動物園は、ゴリラの飼育にも積極的だったそうです。でも、ゴリラはどうしてもシンガポールの土地に何かしらの理由(バクテリアなど)で合わず、園としては諦めざるを得なかったそう。
熱帯では難しいと思われるパンダなどは、冷房をきつ~く効かせた部屋で観られます。シンガポールの街歩きと同じ服装だと、長い時間、パンダ部屋に滞在するのは凍えてしまって不可能。だからこそ、激混雑が避けられるのか?などと推測したりして…‥。
朝いちで訪れ、朝ごはんを園内で食べることに。アーメンという、いまは亡き大人気の雌のオラウータンの名前がつけられたダイニングです。
こちらには、洋食、中国料理がそろい、蓮の餡饅頭なども美味。なんだか、ホテルの朝食みたいなビュッフェでした。
こんな感じ! 素敵じゃありませんか?
この朝食タイムに登場するのが、オラウータンとの写真撮影会です。とにかく近い!
写真を撮りたい人の列が長くできます。が、朝早いから大丈夫。必ず順番が回ってくるので、安心してください。
オモシロイ話を聞いたのですが、ダイニングに名前が付くほどの人気だった故アーメン、彼女はインドネシアから密輸され、ある西洋人のご夫婦が内緒で飼っていたことが世間に知られ、この動物園で保護されました。とても人懐こくて賢いアーメンの残された写真を見ると、表情は優しそう。でも実は、アーメンはとても「女」だった……。お気に入りの飼育員の前ではしおらしくしていたのですが、彼がいなくなると、人をつねったり、その飼育員と女性が親しくしたりするとイジワルしていたのだそうです! なんて、カワイイんでしょう、女子っぽくて!
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朝食後、水族館のようなリバー・サファリのエリアを巡りました。亀とかワニとか大きいんです、サイズ感が。
リバー・サファリの造りは、さまざまな方向から魚などの姿が見られて学びがあります。カワウソなどは、陸地の動き、水中の泳ぎの両方が見られます。ちなみに、こちらのカワウソはコツメちゃんではないので大きい……
ここでは、ディズニーランドのビッグサンダーマウンテン的な乗り物のアトラクションも。その乗り場に繋がる橋がこれです。
この湖を巡る遊覧船でのんびり、というのもオトナの楽しみ方かもしれません。この風景、とても素敵でカメラマンも感激していました。
ニョキっと顔を出したのはレッサーパンダ。温度を保って室内に飼われています。
う~~~ん、カワイイ! そして設計の賜物か、よく動き、よく遊んでいました。
とうとうパンダ!!!! レッサーパンダもパンダもリバー・サファリのエリアにいます。
とにかく寒いんですよ、この室内が…‥撮影しているカメラマンの服装だと、そう何分も持ちこたえられないです。ずっと見ていたいのに、「出ましょう、出ましょう」と私は連呼しました。
さて、ここからはシンガポール・ズーのエリアにて、動物との距離感の近さが感じられる写真を紹介します。


サルの温室では、ここまで近い!! 本当は触ってはいけません。
これも、すぐ間近で撮ってます。
心惹かれたのはワオキツネザルでした。だってふかふかでカワイイんですもの。カメラマンは動物の写真家になりたいかも~と大喜び。
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室外では名物のホワイトタイガーが。
さすがに、そこまで近くない…‥。でも美しい生き物でした。威厳があって。
キリンは園内を走るトラムのすぐ横の柵内で並走。
シンガポール動物園では、先に触れたオラウータンとの撮影会や、アシカなどのショー、生態の説明を聞くワークショップまで、毎日どこかで多くのイベントが開かれていて、それらを丁寧に見て回るのも楽しそうです。
ショップでお土産買っちゃおう!なんて意気込んでいきましたが、私の年齢に合うものは見つけられず。でも、こんなキュートにデザインされた故・白熊イヌカのイラストがあったので、ステッカーなどあるかもと期待したのですが……動物園に提案したいです、このイラストでステッカーとTシャツを作ってほしい!と。
イヌカは大人気だったそうですよ。関節炎で動けなくなり、とうとう亡くなったそうです。
子どもがいたら買ってたぞ、と思ったのがこのぬいぐるみ。なんと、サルをぐるりとひっくり返すと、枕になるんですー。象もいるし、動物の種類はいろいろありました。
ランチは、リバー・サファリに戻っていただきました。ママ・パンダ・キッチンにて。


しっかり麺も食べられますが、パンダ饅頭はお忘れなく! インテリアもパンダチェアだったり。
象やヒヒやテングザルも見たかったのですが時間ぎれ……ナイト・サファリにも行けなかったし……
楽しい思い出がいっぱいのシンガポール動物園でした。また訪れたいです!
ここで最後にご紹介したいのが、今回シンガポールを訪れるきっかけを作ってくださった映画『家族のレシピ』プロデューサー橘豊さん著『絶品!シンガポールごはん~「家族のレシピ」公式グルメブック』(\972 大和書房刊)。この地のソウルフードの情報がてんこもりなのに加え、どう食べたらいいか、シェアの人数まで細かく書かれた部分もあり、ガイドとしてとても優秀です。シンガポールでおいしい体験をしたい人はぜひ読んでください。
80 Mandai Lake Road,729826
tel:65・6269・3411
zoo.com.sg
riversafari.com.sg
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