いま、台北でしたい12のこと。【11】 台北の夜は、クラフトビールで乾杯！

外でお酒を飲む人が少なかった台湾で、クラフトビールの人気が急上昇。フルーツを使ったものなど台湾らしい一杯を求めて、個性あふれるバーを覗いてみよう。

ランチから飲みたい！　80種の銘柄が集結。

シックスティワン・ビア

旅行者が多い中山エリアで愛されてきた雑貨店、61ノートが、気軽に台湾の地ビールを楽しんでもらいたいと、2017年、ビールバーを併設してリニューアルオープン。8つのタップはすべて台湾ブリュワリーのもの。台湾ビールの魅力にはまった日本育ちのオーナーが、インディペンデントなブリュワリーをはじめ、80種類ほどのクラフトビールを扱う。正午から営業しているため、昼間からふらりと立ち寄れるのもうれしい。

木村硝子店の薄玻璃タンブラーでいただく「台灣艾爾」Lサイズ280元、瓶ビール「桃園酸柑茶啤酒」180元、少し甘い台湾ソーセージ「烤香腸」100元

ドラフトで気に入った銘柄は瓶ビールで購入も可能。

高さが調節できるスツールなど、女性ひとりでも入りやすい空間。

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オープンエアの空間で、地元産ビールを飲み比べ。

啜飲室

有名レストラン鼎泰豐でも提供されている台湾を代表するクラフトビールメーカー、臺虎のスタンディングバー。台北101のある信義エリアに、オープンエアの心地よい空間で登場した。自他ブランド含めて約15種類のクラフトビールを日替わりで用意する。なかでも、台湾産のフルーツを使用した爽やかな甘さのビールは女性からも人気が高い。好みの4種類を飲み比べできるセット「Beer Flight」がオススメだ。

「Beer Flight 」400元〜。左手前から時計回りに、イチゴとリンゴが香る「Taihu Venus」、コクのある「Taihu IPA」、ミネラルウォーター、酸味が利いた「臺虎金柑」、日光の醸造所と造った煎茶の「日光猴子待客之心」　

ピリ辛スナック「台南Doga 香酥脆椒」70元

立ち飲みで気軽に。

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北欧発ブリュワリーが造る、台湾らしいフルーティな一杯。

米凱樂啤酒吧

世界各地に拠点を構えるデンマーク発のブリュワリー、ミッケラー直営のビールバー。歴史ある迪化街の古い建造物をリノベーションした店内には、24のタップと20種類以上の瓶ビールがズラリと揃い、気になる銘柄は試飲することも可能。注目したいのは、パッションフルーツが香るピルスナー「台湾夢」など、台湾でしか飲めないオリジナルのビール。アテには、ピーナッツの風味が香る台湾ならではのハンバーガーを！

左から時計回りに、スイカと小麦の酸味が独特な「我是柏林西瓜人」小180元、ワイン用の白ブドウを醸造した「Riesing PeopleNe Ipa」小230元、ピーナッツを加えた台湾流ハンバーガー「刈包」100元

パッションフルーツのピルスナー「台湾夢」200元

北欧家具を使ったモダンな店。

※『フィガロジャポン』2019年8月号より抜粋

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