究極に美しい、ザ・ロウの「アストラ ボーリング」バッグ。【スタイルを作る新名品その03】
Fashion 2024.11.07
メゾンが受け継ぐ伝統と美意識、そして現代に寄り添う革新性が共存する、新時代のアイテムたち。ベーシックをこよなく愛するスタイリスト飯島朋子が、これからの時代の"スタイルづくり"に欠かせない、10の名品を選んだ。
ザ・ロウの「アストラ ボーリング」バッグ
名品ボーリングバッグをさらにミニマライズし、再解釈した「アストラ ボーリング」バッグ。装飾を極限まで削ぎ落としたストイックなデザインは、作為的なものを好まない、地に足の着いた女性にこそふさわしい。
「トレンドに左右されないシンプルでボクシーなシルエットだからこそ佇まいの良さが滲み出ます。ライニングまで手触りの柔らかなシープスキンを使用し、厚手のコートでも腕がスムーズに通るハンドルの長さ。まさに"用の美"を追求した作り」(スタイリスト飯島朋子)
【スタイルを作る新名品その01】長く愛せる相棒は、グッチのホースビットロングブーツ。
【スタイルを作る新名品その02】クロエのパッチワークジーンズが永遠の新定番に。
【スタイルを作る新名品その04】美しい女のための一着、サンローランのシルククレープジャケット。
【スタイルを作る新名品その05】佇まいを刷新する、エルメスのミニバッグ。
【スタイルを作る新名品その06】ロエベのポロセーターがワードローブの必須アイテムに!
【スタイルを作る新名品その07】バレンシアガのパファージャケットを纏うべき理由。
【スタイルを作る新名品その08】プラダのショーツで、自分だけのファッションを追求して。
【スタイルを作る新名品その09】ジル サンダーのアクセサリーで彩る、表情の美しさとは?
【スタイルを作る新名品その10】オールシーズン活躍する、ボッテガ・ヴェネタのビスコースシャツを語る。
神奈川県生まれ。たくさんの服に触れてきたからこその、審美眼に定評がある。ワードローブの半分をメンズ服が埋め尽くし、自分にとってのエッセンシャルにはスニーカーと黒のレザーシューズを掲げる。
*「フィガロジャポン」2024年12月号より抜粋
special thanks: Nerhol、千葉市美術館 11月4日まで、千葉市美術館にてアーティストデュオ、ネルホルの大規模展示『水平線を捲る』が開催中。 photography: Hiroko Matsubara styling: Tomoko Iijima